[18]高飛車嫁と献身嫁|妊娠の有無と稼ぐ能力で人の価値を測る次男に開いた口が塞がらない

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前回のお話

幸子さんは夫の三雄さんと田舎で暮らす専業主婦。長男の誠一さんとその妻まゆみさんと同居しながら、仲良く幸せな日々を送っていました。しかし、次男の修二さんと妻の恵理子さんが妊娠を機に田舎に引っ越してきてから平穏な毎日が崩れ始めます。修二さん夫婦はエリート主義で、特に恵理子さんは田舎に住む義家族を見下すような発言が多く、幸子さんは次男夫婦が近くに住むことに不安を感じます。そんなある日、恵理子さんから「お腹が張っている」と連絡を受けた幸子さん。緊急事態かと思い急いでマンションに向かうも、まさかの食料品と日用品の買い出しを頼まれました。妊娠中の恵理子さんの頼みを断れるはずもなく、幸子さんは自転車で何時間もかけて頼まれたものを買い揃えます。やっとの思いでマンションに戻った幸子さんでしたが、恵理子さんから渡されたお礼はたったの千円。その日は疲れ切って、家事もままなりませんでした。その姿を見た三雄さんが修二さんに釘を刺してくれたおかげで恵理子さんから幸子さんへ連絡がくることはなくなりましたが、それから数週間後、今度はまゆみさんがこき使われるように。修二さんを呼び出してやめるよう説得するも、恵理子さんは妊婦だから優先されるべきという考えを崩しません。その態度に呆れた幸子さんは、2人の子どもを育てた親の意見として、修二さんに厳しい言葉を伝えたのでした。

1話目から読む

たかがパートと長男嫁を見下す次男

子どもが生まれれば、今とは比べものにならないほどの大変さが待っています。仕事ができることと、子どもを自分たちで育て上げられる力があるかどうかは決してイコールではないのに、そのことを修二たちはまだ理解していない気がしてなりません。

「それに母親である私ならともかく、まゆみさんに迷惑をかけた挙句、あんなこと言うなんて信じられないわ」そう伝えると、修二は悪びれる様子なく「だってまゆみさんは妊娠してないし、たかがパートだろ?」と、見下すように言いました。

修二の言葉に、私は思わず深いため息をつきました。そして「あなたや理恵子さんが大きな会社で立派に働いていることはすごいかもしれない。でも、それが誰かをこき使っていい理由になんてならないの、そんなこともわからないの?」と呆れたように伝えます。

図星を突かれたのか、修二は「そ、それは・・・」と言葉に詰まります。すると、これ以上話しても埒が明かないと思ったのか、夫は「もう今日は帰れ、一度恵理子さんと話してみろ。2人で協力して、それでも大変な時はもちろん助けに行くから」と修二を家に帰しました。

修二が帰ったあと、私たちはあまりの話の通じなさにしばらく呆然としていました。「あいつ、どうしちまったんだ?」「言葉が通じるのに意思は通じないなんてまるで宇宙人ね」「あんな言葉、まゆみにはとても聞かせられない」誰からともなく、修二への不満を漏らします。

誠一は席を立つと「母さんや父さんが2人を助けるのはもちろん構わないけど、俺は二度とまゆみを修二の家に行かせるつもりはないから・・・悪いけど、夜はちょっとまゆみと出かけてくる」と言いました。私は「行ってらっしゃい、まゆみちゃんのこと労わってあげて」とだけ言って、誠一を送り出しました。

幸子さんの言う通り、大きな会社で働いて、しっかり稼いでいること自体は立派なことです。けれど、それが誰かをこき使っていい理由にはなりません。そんな当たり前のことすら理解できていない修二さんには、頭を抱えてしまいますね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:めめ

最新のコメント
  • ジョーズ より

    恵理子さんは自分の家族からは距離を置かれているのかな〜
    こんな態度で誰彼構わず威張り散らし、人格否定的な暴言を吐いていては真っ当な人達からは相手にされないよね
    会社でも問題視されて左遷された?それとも偉そうなことを言いながら、親兄弟に頼るために帰ってきた?
    どっちにしろ、こんな弟夫婦のもとに産まれる子供が心配
    本当に高所得者なの?

  • やれやれ より

    夫婦で稼いでる(いた)自称エリート様達なら尚更、家事全般こなせる代行サービスを使えばいいだけ。金に困ってないなら無料で済む実家家族にやらせてる訳ないじゃん(呆)
    偉そうにしてるけど実は自身はエリートではなく、普通かそれ以下の立ち位置なのかもね。ただの見栄張りプライド高過ぎ男。

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