仕事もせず浮気だなんて良い身分だこと!

次長が得意先にアポイントを取ってくれたおかげで、社内公募の企画も滞りなく進みそうです。さりげなくフォローしてくれたり、忙しい中でも部下のことを気にかけて足を運んでくれたり、若くして次長になるのも納得してしまいます。それに比べて和樹は、自分の仕事すらまともに進められず、私に資料を修正させようと何度も連絡してくる始末。・・・やっぱり私は、男運がないのかもしれません。
その夜。出張先のホテルで夕飯を食べていると、小雪から電話がかかってきました。「真白様のSNS見た?今日も彼とデートだって」小雪は和樹と真白ちゃんの動向をよほど楽しみにしているようで、何か動きがあるたびに私へ報告してくれます。「うそでしょ?私に散々資料直してとか連絡してきてたのに」仕事を押し付けようとしておきながら、自分はちゃっかりデートを楽しんでいるなんて、和樹の浅はかさには呆れてものも言えません。

「なんかさ、和樹くんゲスい感じになってるね~」小雪の言う通り、和樹の変わりようには驚きです。真白ちゃんの影響もあるのか、私のことを都合よく使おうとしてきて・・・私が本命だってことを忘れているんでしょうか。

そして出張明け。出社すると、和樹は資料の件で次長に呼び出されていました。「船橋くん、この資料ってもうできているかな?」「すみません、もう少しで終わります」「どうした?船橋くんらしくないじゃないか?期限に遅れるなんて」どうやら、真白ちゃんと遊んでいたツケが回ってきたようです。

すると和樹は驚くことに『資料の修正終わった?まだ添付されてないんだけど?』と、私に再度資料を直すよう言ってきました。なぜ私が対応する前提になっているのでしょうか。腹が立ったので、私は和樹に見えるようにスマホをカバンの中へ勢いよくしまい、対応しない意思を示しました。

私が資料を修正する気がないと悟ったのか、和樹の顔はみるみる青ざめていきました。すると、そんな事情など知るはずもない真白ちゃんが笑顔で和樹に近づいてきます。「船橋さん大丈夫ですか?何かお手伝いすることありますか?」和樹は一瞬だけ慌てた様子を見せるも、すぐに「ん?いや大丈夫」と取り繕います。すると真白ちゃんは、周囲に聞こえないように声を小さくして「今日の夜も一緒に過ごせますか?」とささやきました。
資料の修正を京子さんに押し付けようとしておきながら、自分は真白さんとのデートを楽しんでいた和樹さん。仕事もできていないのに、女性と遊ぶなんて社会人失格ですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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