[13]婚約者の親が無理|友人達と弟の協力のおかげで、夢に見たウエディングドレス姿に

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前回のお話

慎太郎さんからプロポーズされ幸せいっぱいのサナさんでしたが、結婚するにあたり地元のしきたりや嫁としての役割が多いから頑張ってほしいと言われ、婚約早々不安がよぎります。義実家へ挨拶に行くと、義両親は会うなりサナさんが仕事をしていることを責め、嫁の義務は夫を支え跡継ぎを産むことだと言い放つなど、時代錯誤な考え方に驚きます。それだけでなく、集まった大勢の親族のために夕食の準備、配膳、片付けをやらされ、休む間もなく働かされたサナさんは、このまま結婚していいものかと不安な気持ちになりました。両親への挨拶を終え、少しずつ結婚するという実感が湧いてきた頃、慎太郎さんから「結婚式はこっちの地元でやりたい」と言われます。呼べる親戚が限られることに不満を覚えたサナさんでしたが、慎太郎さんは彼女の気持ちに寄り添うことなく「嫁入りってそういうもんでしょ」という言葉で丸め込もうとします。しかも、ドレスも料理も全て母親に任せようとする始末。結婚式に対して自分なりの理想があったサナさんは、せめて衣装だけは選ばせてほしいとお願いして、素敵なウエディングドレスを選びました。そして迎えた結婚式当日、控え室に行きドレスに着替えようとするも、そこにはなぜか義母が手配した白無垢が。結局義母の押し切られる形で結婚式は白無垢で行うことになってしまいます。サナさんの気持ちを知っていた慎太郎さんも、結局は義母に言われて変わってしまったのかと控え室で悲しんでいるところに、友人のキミさんとハルさんが訪ねてきました。思わず泣きながら現状を告げると、2人の友人も顔色を変えます。さらに披露宴は置いてある色打掛を着るのでは、との言葉に、サナさんは血の気が引くのを感じました。そこに痺れを切らして入ってきた義母を、うまく退室させた友人達は、サナさんにウエディングドレスを着せるために張り切ります。

1話目から読む

友人達には感謝をしてもしきれない

控え室に痺れを切らした義母がやってきました。友人たちを紹介すると、キミやハルが挨拶をしたのち、披露宴で着るドレスを楽しみにしていると楽しそうに言います。義母が困ったようにドレス用のアイテムがないと告げると、友人達が「それは大変ですね、和装からの着替えだと時間がかかりますから」と義母を控え室から退出させ、ドレスの着付けを開始しました。

着付けの人にかつらを外してもらい、メイクを落とし、なんとかドレスを着ることができました。キミが「あとはヘアとメイクでバッチリじゃない」と言い、ハルも「サナの選んだドレスが、着せやすいものでよかったわ」と頷きます。

そこへノックの音とともに、「姉ちゃん、入るよ」と拓也が入ってきました。不思議がる私にハルが「私が連絡したのよ。ホテルの花屋でカスミソウを買って持ってきてほしいって」と言います。

「急な連絡で驚いたけど、これでいいんだよな?」と拓也が渡せば、「ばっちりよ」と受け取ります。キミが「わかった、ヘアアレンジに使うんだ。ハル、賢い」と顔を輝かせました。

ですが、「胡蝶蘭とか百合じゃないんだ」と不思議そうに言うミキへ、ヘアアレンジを行いながらハルが「大きい花だと萎れた時目立つでしょ。これだと時間ももつし、素敵だと思うの。昔、バレエの発表会でヘアアレンジに使ったことがあったのを思い出したの」と言います。そんな2人の心遣いに、私はメイクを受けながら「2人とも・・・ありがとう」と言います。

できた、という声に目を開ける私。そこには満足げに笑う2人の顔が。「後で話そう、ね?」「今は泣いちゃダメよ、サナ」優しく告げる声に、私は必死で涙を堪えました。

友人達が張り切ってくれたことや拓也さんの協力のおかげで、素適なウエディングドレスを纏った花嫁さんになれました。困った時に協力してくれる友人達は、かけがえのない存在ですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん

最新のコメント
  • ゆー より

    お友達には悪いけど、あとで姑の風当たりがきつくなるだけじゃないの?と思ってしまう。

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