友人達には感謝をしてもしきれない

控え室に痺れを切らした義母がやってきました。友人たちを紹介すると、キミやハルが挨拶をしたのち、披露宴で着るドレスを楽しみにしていると楽しそうに言います。義母が困ったようにドレス用のアイテムがないと告げると、友人達が「それは大変ですね、和装からの着替えだと時間がかかりますから」と義母を控え室から退出させ、ドレスの着付けを開始しました。
着付けの人にかつらを外してもらい、メイクを落とし、なんとかドレスを着ることができました。キミが「あとはヘアとメイクでバッチリじゃない」と言い、ハルも「サナの選んだドレスが、着せやすいものでよかったわ」と頷きます。

そこへノックの音とともに、「姉ちゃん、入るよ」と拓也が入ってきました。不思議がる私にハルが「私が連絡したのよ。ホテルの花屋でカスミソウを買って持ってきてほしいって」と言います。

「急な連絡で驚いたけど、これでいいんだよな?」と拓也が渡せば、「ばっちりよ」と受け取ります。キミが「わかった、ヘアアレンジに使うんだ。ハル、賢い」と顔を輝かせました。

ですが、「胡蝶蘭とか百合じゃないんだ」と不思議そうに言うミキへ、ヘアアレンジを行いながらハルが「大きい花だと萎れた時目立つでしょ。これだと時間ももつし、素敵だと思うの。昔、バレエの発表会でヘアアレンジに使ったことがあったのを思い出したの」と言います。そんな2人の心遣いに、私はメイクを受けながら「2人とも・・・ありがとう」と言います。

できた、という声に目を開ける私。そこには満足げに笑う2人の顔が。「後で話そう、ね?」「今は泣いちゃダメよ、サナ」優しく告げる声に、私は必死で涙を堪えました。
友人達が張り切ってくれたことや拓也さんの協力のおかげで、素適なウエディングドレスを纏った花嫁さんになれました。困った時に協力してくれる友人達は、かけがえのない存在ですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
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お友達には悪いけど、あとで姑の風当たりがきつくなるだけじゃないの?と思ってしまう。