彼女が自分の出世を後押ししてくれていると信じ込むおめでたい浮気彼氏

社内公募に応募するための企画案について次長に相談に乗ってもらっていると、それを見た和樹に呼び出されました。自分は真白さんと浮気しているくせに、私が次長と話しているだけで嫉妬してくるなんてどこまで自分勝手なのでしょう。私は苛立ちと嫌悪感でいっぱいでしたが、そんな素振りは微塵も見せず「次長が和樹に期待してる。プロジェクトのリーダーにどうかと聞かれたから賛成した」と適当に言うと、単純な和樹は大喜び。「俺の将来を考えてくれるのは京子だけだよ。早く一人前になってプロポーズするから」と熱い視線を送って来る和樹に私も笑顔で応えましたが、心は冷めきっていました。
私と和樹がオフィスに戻ると、真白さんがすかさず和樹に駆け寄りました。「船橋さん、質問があったのにどこに行ってたんですかぁ~?」と拗ねたように言う真白さんに「ごめんごめん。どの部分がわからないかな?」と言いながらデスクに向かう和樹。二人のやり取りにやれやれと思いながら仕事を再開しようとすると、「山田さん」と次長に呼ばれました。

次長は「さっきの件だけど、2週間後にアポ取れたよ。一度向こうの担当者の片岡さんとオンラインで話してもらっていいかな?」と先方の担当者の名刺を渡してくれました。さっき少し相談しただけなのに、さっそくアポまで取ってくれたんだ!これで現場の様子を見せてもらえることになったら企画案がもっともっと膨らむはずです。私はますます社内公募への意欲が高まり、俄然やる気が出てきました。

私と次長が話しているのを見て「山田さん、新しいプロジェクトですかね?」と面白くなさそうに呟く真白さん。和樹からは熱い視線を感じます。さっき和樹には、次長とは和樹を新プロジェクトのリーダーに推すことについて話していると言っておいたので、きっと「俺のために・・」と勘違いしているのでしょう。

すると突然、真白さんが「そうだ!私、いいお店見つけたんですけど、今日皆さん行きませんか?」と周りの人に声をかけました。みんなが行きたいと盛り上がると「船橋さんも行きましょ~」と和樹を誘う真白さん。

今日は私に家に来るつもりの和樹が「あっ俺は今日予定があって・・」と断ろうとすると、「え?いいじゃないですか。船橋さんは私の教育係なんですから!いつものお礼もさせてください」とずいっと詰め寄る真白さん。私は全然行ってもらって構わないんですけどね。ひとまず和樹がどうするのか見守りたいと思います。
さっきまで京子さんと次長が話しているだけで嫉妬していた和樹さんですが、それが自分の出世に繋がると聞いた途端にコロリと態度を変えましたね。一気に気持ちが京子さんに傾いている和樹さんですが、そんな和樹さんの気持ちを真白さんも感じ取っているようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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予定がある人を無理に飲みに誘うとか常識がない…