娘の前では照れ臭い話題を男同士で交わす

翌週。私と慎太郎は私の実家へ挨拶にうかがいました。 慎太郎を歓迎してくれる両親や、仕事の話を振ってくれる弟の拓也などと和やかに過ごすなか、両親が頼んでいたお寿司が届きました。受け取りに向かう拓也や、「料理が苦手だからお寿司を頼んだ」という母の様子を、慎太郎は考え込みながら見ています。
食後、父が「慎太郎君、お酒はイケる?」と聞くと、「はい」と慎太郎が答えます。「じゃあ、一緒に」といそいそとワインとグラスを持ってきた父が笑顔で言いました。

拓也が「俺もいい?」と聞けば、「いいけど、つまみ持ってきてくれる?」と父が答えます。私も参加したかったのですが、父に「サナは、ちょっとお母さん手伝ってきて」と言われ「分かった」と言いました。どうやら男同士の会話をしたいようです。

男三人で乾杯をし、ワインを楽しみだします。「ところで慎太郎さん、本当に姉でいいんですか?抜けてるってか、どちらかというとどんくさいし」と拓也が楽しそうに問えば、慎太郎は「サナさんは、いつも一生懸命でやさしくて、一緒にいるとホッとする、大切な人です」言ってくれました。

それを聞いた父がにこっと笑い、「慎太郎くん。サナは私たちの大事な娘だ。親バカかもしれないが、いい娘に成長したと思っている。どうぞ、娘をよろしくお願いします」と頭を下げました。その言葉に慎太郎も「・・・はい」と神妙に返事をします。

父が穏やかに「複雑に考える必要なくていいよ。二人仲良く、幸せな家庭を築いてほしい」と言いました。そんな父へ拓也はからかうように「娘はやらん!とか言わなくていいの?」と聞きますが、父は「言ってみたい気もするが、家族が増えるんだ。こんなに嬉しいことはない」と苦笑しました。
サナさんへ母の手伝いをお願いし、男三人になったところで改めて慎太郎さんへ挨拶をする父。拓也さんもからかいながら嬉しそうに話している姿を見て、慎太郎さんは複雑そうです。「家族が増えて嬉しい」と言える父の言葉は、とても素敵ですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
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そう思っているんだったら、あなたが自分の両親に釘を刺しとかないと。刺せなかったら、両親と縁を切るか結婚を止めるかしないと。
この手の話で思うこと。
婚約者の実家うんぬんより、彼の言動が一番大事だよね。
実家から守ってくれなさそうなら、早く見切りをつけないと。