親友の優しさに感動

見た目のせいで周りから遊んでいそうと思われている私は、軽そうな男性にしょっちゅう声をかけられます。ある日、親友の小雪と歩いていると、派手な見た目の男性が近づいてきて「君にお金あげるからひとりでカフェに行ってきてくれない?俺こっちの人と遊びたいから」と私を指差しながら小雪に話しかけたのです。あり得ない!失礼すぎる!私はきっぱり断り小雪の手を引いてその場を離れましたが、そこで思いもよらない事実を聞くことに・・。実は、小雪がこうやって声をかけられるのは今回が初めてではないと言うのです。
私は驚いて「うそでしょ?」と聞き返すと、小雪は「うん。京子誘いたいからって目的で近づいてきたり・・、いくら払ったら京子の連絡先交換できるか?とか?」とさらりと答える小雪。まさか・・そんなことがあったなんて・・。

「知らなかった・・ごめん・・迷惑かけて」知らないところで小雪に迷惑をかけていたことがとてもショックでしたし、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。でも、小雪は「言ったら落ち込むでしょ?京子が悪いわけじゃないし。それに、私は友達を売ったりしませんから~」と優しく笑って言ってくれました。

「ありがと~大好き~」やっぱり私のことを分かってくれているのは小雪だけ!私は小雪の優しさに感動して思わずぎゅっと抱きしめました。すると、小雪は「でもさ、京子、女の武器遣えばいいじゃん。天下取れるんじゃない?その胸と顔で」と真顔で唐突に言い出しました。

小雪の突拍子もない言葉に私は激しく動揺。「やだ、なにそれ!こっわ。天下とか取れるわけないし、取りたくないし。私は私の中身を見てくれる人と付き合いたいの!」と言いながら思わず胸を手で隠しました。

「まだ好きな人できたことないのにそういうのやめてよ~」と不貞腐れる私を見て、小雪は楽しそうに「その見た目とは裏腹に初心ですね~」とニヤニヤ。もう!小雪は本当に優しくて私のことをわかってくれている親友ですが、たまにこうやって私をからかうのはやめて欲しいです。私は小雪にちょっと怒って見せながら、小雪のように私のことを見た目ではなく中身で好きになってくれる人なんて現れるのかな・・とふと考えます。恋はしたいけれど、ちょっと諦めてしまっている自分もいるのです。
自分に近づいてくる人が友達目当てだなんていい気はしないですよね。それでも京子さんを悲しませないように黙ってくれていた小雪さんは本当に京子さんを大切に思ってくれているのですね。小雪さんのように京子さんの中身をちゃんと見てくれる男性が現れるといいのですが。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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