過去に縋っていないで前を向かなきゃ

凪子の再婚相手である浦川先輩は、俺なんかとは比べものにならないほどできた男でした。思い返してみれば、離婚前の凪子への態度も、今のみなみへの接し方も、どれも目を背けたくなるほど最低だった。みなみを妊娠させたのは他でもない自分のはずなのに、失った幸せにいつまでも縋っていた自分が情けなくて仕方がありませんでした。
ファミレスを出て、ひとり寂しく実家へ帰った俺。玄関に入るなり、祐子が「あれ、カナちゃんは?」と声をかけてきました。俺は「今日はいない」と淡々と答えます。

すると母さんは「えぇっ!カナちゃんにまた会えないの!?」と肩を落とします。先月も体調不良を理由に面会がキャンセルになっていたのだから、がっくりするのも無理はありません。凪子が再婚することを伝えると、奏斗を誰よりも可愛がっていた裕子は、「何それ!それでもうカナちゃんに会えなくなるなんてことないよね!?」と不安そうな表情で問いかけてきます。

凪子の再婚がよほど気に入らないのか、親父と母さんは「仕事だなんだ言いつつ、ちゃっかり男つくってたのか」「やっぱり『家』ってものが分かってないから自分本位なのよ、カナちゃんが心配だわ」と、次々に不満を漏らしました。

それが引き金になったのか、凪子への不満はヒートアップ。「そうよ、再婚相手が連れ子に虐待とかよくニュースで見るじゃない?」「大輔、カナちゃんを引き取らなきゃ!」「最初からそうすればよかったんだ」凪子の事情などお構いなしに、それぞれ思いついた不満を好き勝手に口にします。

俺は大きく息を吸うと「いや、新しい凪子の夫は俺なんか足元にも及ばない立派な人だよ」と、家族の言葉を真っ向から否定しました。そして続けて「それに俺も結婚する、彼女に子どもができたんだ」と、みなみとのことを報告しました。凪子と浦川先輩を見て、俺はやっと自分の未熟さに気がつきました。俺も前を向いて、今やるべきことをやるんだ。
凪子さんと浦川先輩の姿を見て、やっと自分の未熟さに気付いた大輔さん。人は簡単には変われませんが、時間をかけて向き合えば、これまでの自分本位な考え方から抜け出すことはきっとできるはずです。みなみさんとこれから生まれてくる赤ちゃんのためにも、頑張ってほしいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:yuiko
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腹をくくって、みなみと結婚することにしたようで、それでいいと思うけど、みなみがこの義実家とうまくやっていけるんだろうか…
え?この義家族、息子の離婚理由わかってる?
え?こんな一家そろって頭おかしいってあるの?
いやー凪子さん、むしろ大輔が不倫してくれて良かったね!
こんなおかしい人間達と一生付き合うなんて考えただけでゾッとする。
みなみにはお似合いですけど、非常識同士だし。