[51]実母が嫁いびり義母になっていた|人は簡単には変われない?義姉への母親の対応を固唾をのんで見守る

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前回のお話

彼氏の隆明さんと婚約したカオリさんは、報告のために訪れた実家で、実母が義姉のみずほさんに嫁いびりをしている現場を目撃します。抗議しても母は聞く耳を持たず、兄の憲一さんや父も見て見ぬふり。カオリさんは状況を変えるため、従姉のよっちゃんと隆明さんに協力を求め、ある作戦を立てました。それは、隆明さんの実家でも同じように嫁が苦しめられる構図が用意されているというもの。母は「こんな家に嫁がせるために育てたんじゃない!」と結婚に猛反対しますが、千恵さんから「どの口が言ってるの?」と一喝され、自分がみずほさんにしてきた仕打ちをようやく自覚し、謝罪します。顔合わせは荒れたものの、落ち着いたところでネタばらしと話し合いが行われ、みずほさんは千恵さん管理のアパートへ移ることに。しかし皆が笑顔になる中、憲一さんだけは浮かない様子でした。どうやら憲一さんは、昔から運動も勉強もそつなくこなせるみずほさんに強いコンプレックスを抱いていたよう。みずほさんが両親を事故で亡くしていなければ、今頃都会で結婚していたんじゃないかと、ずっと思っていたそうです。するとその話を聞いたよっちゃんは、「憲一は何も分かってない、みずほの方こそ行き場を失くした自分を憐れんで結婚してくれたんじゃないかと言っていた」と打ち明けました。それを聞いた憲一さんは、みずほさんと話すため、急いで部屋に向かったのでした。

1話目から読む

母親の笑みから毒気が抜けている

言葉にすることを怠ったせいで、想いがすれ違い、本当に大切なことを伝えられなくなっていた兄とみずほ先輩。ですが、隆明とよっちゃんの後押しによってやっとみずほ先輩と向き合えることができて、ひとまず一件落着。すぐに全てが変わるわけではないですが、みずほ先輩が置かれていた辛い状況は、これから少しずつ変わっていくはずです。

翌朝、「お母さんおはよー」とリビングに下りると、母はいつも通りの笑顔で「カオリおはよう~」と挨拶を返してくれました。母の表情を見た私は、あることに気づきます。

心なしか、母の笑みから毒気が抜けたように見えて、ホッと胸をなで下ろします。いつも通りを装いながら「このお皿、運んじゃうね」と声をかけると、母は少し言い淀んでから、「ねぇ、カオリ昨日は・・・」と切り出しました。

その時、バタバタと慌ただしい足音が響いたかと思うと、みずほ先輩がつむちゃんを抱いたまま「おはようございます、遅くなってしまってすみません・・・」と、慌ててリビングに入ってきました。嫁いびりのことは昨夜話し合ったはずなのに、習慣付いてしまっているのでしょうか。みずほ先輩の表情は、まだ強張っていました。

昨日の話し合いで、嫁いびりは終わったはず。だけど、人はそう簡単に変われるものではないことも分かっています。母がどんな反応を見せるのか・・・私は落ち着かない気持ちで、その様子を見守りました。

話し合いで嫁いびりはやめるという結論にはなったものの、人はそう簡単に変われるものではありません。実際、みずほさんは起床が遅れたことを「申し訳ありません」と謝っていました。これに対して母親が優しく接してくれたなら、カオリさんも安心できるのでしょうが、気が気でなりませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • きよ より

    謝ったから終わりとか納得いかない。
    別居した方がいいし、弁護士の無料相談か、シェルターに行きなよ。
    結局、天涯孤独なのをいいことに、逃げられないだろうって、旦那に一番腹立つ。
    一生忘れないよ。
    里帰りもできないんだよ。
    旦那が何も制裁されないのって、おかしい。

  • あんずママ より

    え?なんで嫁来てるん?
    周りの人達止めなかったの?

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