[50]実母が嫁いびり義母になっていた|お互いにすれ違っていただけ。言葉で伝えることの大切さに気付いた兄

アイコンイメージ
前回のお話

彼氏の隆明さんと婚約したカオリさんは、報告のために訪れた実家で、実母が義姉のみずほさんに嫁いびりをしている現場を目撃します。抗議しても母は聞く耳を持たず、兄の憲一さんや父も見て見ぬふり。カオリさんは状況を変えるため、従姉のよっちゃんと隆明さんに協力を求め、ある作戦を立てました。それは、隆明さんの実家でも同じように嫁が苦しめられる構図が用意されているというもの。母は「こんな家に嫁がせるために育てたんじゃない!」と結婚に猛反対しますが、千恵さんから「どの口が言ってるの?」と一喝され、自分がみずほさんにしてきた仕打ちをようやく自覚し、謝罪します。顔合わせは荒れたものの、落ち着いたところでネタばらしと話し合いが行われ、みずほさんは千恵さん管理のアパートへ移ることに。しかし皆が笑顔になる中、憲一さんだけは浮かない様子でした。どうやら憲一さんは、昔から運動も勉強もそつなくこなせるみずほさんに強いコンプレックスを抱いていたよう。みずほさんが両親を事故で亡くしていなければ、今頃都会で結婚していたんじゃないかと、ずっと思っていたそうです。するとその話を聞いたよっちゃんは、「憲一は何も分かってない、みずほの方こそ、行き場を失くした自分を憐れんで結婚してくれたんじゃないかと言っていた」と打ち明けたのでした。

1話目から読む

近くにいても言葉で伝えることは大切

両親を事故で亡くし、行き場を失ったみずほ先輩を家に縛る形で結婚したことに、後ろめたさを感じていた兄。もし事故が起こらなければ自分とは結婚していなかったのではないかと、結婚から数年経った今も思っているみたい。しかし実はみずほ先輩も、身寄りのない自分を憐れんで結婚してくれたのではないかと思っているようでした。

よっちゃんの言葉に、兄は「まさか・・・」と驚きを隠せない表情を見せます。しかし、よっちゃんが嘘を言っているようには見えませんでした。「お義兄さん、近くにいても言葉で伝えることは大切だと思います」隆明の一言に背中を押された兄は、「俺、やっぱりみずほと話してくる!」と、血相を変えてみずほ先輩のもとへ向かいました。

「上手くいくかな・・・」と不安を滲ませるよっちゃんに、隆明は「すぐには難しいかもしれませんが、お互いに気持ちがあるなら、時間が解決するかもしれないですね」と優しく声をかけます。

兄と隆明、そしてよっちゃんの間でどんなやり取りがあったのかも知らないまま、少し遅れてベランダにやってきた私。「あれ?2人ともここにいたんだー先輩と話してたらお兄ちゃんに部屋追い出されちゃった」そう声をかけると・・・

「どうなることやら、ここが憲一の頑張りどころでしょ」「あとはなるようになる感じですね」そんな2人の会話に、私は状況を飲み込めないままでしたが、どうやら話はひと段落ついた様子。詳しいことは全くわかりませんが、何かが丸く収まったようでした。

みずほさんと憲一さんは、ただ想いがすれ違っていただけだったのですね。隆明さんの言う通り、どれほど近くにいても、言葉にしなければ伝わらないことはあります。憲一さんがその大切さに気づけた今、2人の関係が少しずつ戻っていくことを願います。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • じょ より

    よしえさんに話したまんま話したら、最後に残っていた愛情が消滅するのでは?
    知っててわざと、でしょ。

  • MKⅡ より

    最初から先輩のところへ行って謝ってくればいい話。ごたくを並べているより、はるかに効率がいい。

この記事をSHAREする