[9]自称グルメの勘違い|本当に分からないの?妻の料理の腕に気づかない夫に軽蔑の眼差しを向ける義妹

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前回のお話

レストランのキッチンで働く優奈さんは小さい頃から料理が大好き。だけど夫の充さんに出す料理を作っている時だけは気分が乗りません。なぜなら充さんは優奈さんの料理を食べるたびに「お袋のと違う」と不満を漏らすから。充さんは料理をしない割にこだわりだけは強く、市販の出汁やレトルトはもちろん禁止。お惣菜を出そうものなら文句が飛び出す始末。義母の料理に強い思い入れがあるようで、優奈さんには常に「橋本家の味を覚えてほしい」と言いますが、優奈さんは義母の料理を一度も味わったことがないのでした。そんなある日、充さんの妹みのりさんが留学先から一時帰国するも、夜遅くなるから一晩泊めてほしいと頼まれた充さんと優奈さん。急に予定を決められた挙句、夕食まで用意してほしいと言われた優奈さんは気が進まないなか言われた通り和食を作ります。しかし予想に反して、みのりさんは優奈さんの料理を大絶賛。一生懸命作ってよかったと思っていると、充さんが「美味いけどなんか違うんだよな」とまたもや余計な一言を漏らします。するとみのりさんは、義母の料理を完全再現。充さんは大喜びするものの、優奈さんはどこか複雑そうな表情をするのでした。

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妻の料理に感謝しない夫を軽蔑!

充が追い求めてやまなかった義母の味を、みのりちゃんはいとも簡単に再現してみせました。私も彼女に教わり、その味を身につけると、充は「これで優奈も俺から料理上手の認定をもらえるな」と満足げ。それから私は毎日、みのりちゃんに教えてもらった料理を作るようになりました。

私が義母の味を再現できたのがよほど嬉しかったのか、「そうなんだよ~!みのりがお袋の味教えてくれてさ!優奈も腕を上げたよ~」そう言って、充は得意げに義母へ連絡していました。・・・本当に、料理もしないくせにどうしてそこまで偉そうなんだか。

そして、みのりちゃんが留学先へ戻る日がやってきました。「いらっしゃい!今日はいろいろ作ったよ~」私は笑顔でみのりちゃんを出迎えます。出発前ということもあって、みのりちゃんからは前回と同じ和食のリクエスト。腕によりをかけて、たくさんの料理を用意しました。

みのりちゃんは、机に並んだ料理を見て目を輝かせ「ん~やっぱり美味しい」と笑顔で頬張ってくれました。今日はあえて義母の味付けにせず、自分なりのやり方で手間ひまかけたので、喜んでもらえて何よりです。しかし充は、やっぱり義母の味付けのほうが好きなようで、「いつものが良くない?なんで今日はいつもの味付けじゃないんだよ?」と不満を漏らします。

それを聞いたみのりちゃんは「お兄ちゃん、本気でお義姉さんの料理の凄さが分からないの?」と充に問いかけます。けれど充は「なんだよそれ」と、ピンときていない様子。みのりちゃんはそんな充に軽蔑するような視線を向け、「こんなに丁寧で美味しいご飯を作ってくれる優奈さんに感謝しないなんて、呆れるわ」と吐き捨てるように言いました。

充はみのりちゃんの言葉の意味が分からないようで、「なんだよ!?あれから優奈も腕を上げてお袋の味を覚えてくれたのに・・・今日は味が違うから言ってんだよ!」と声を荒げます。みのりちゃんは大きくため息をつくと、「お義姉さんごめんなさい、母の味を再現すれば、お義姉さんがどれだけ手間かけて作ってくれてるか分かると思ったのに」と困ったように言いました。

みのりさんは、優奈さんの料理の腕をしっかりと認めている様子。実際、出汁も素材から丁寧に取り、添加物にも気を配りながら、手間ひまかけて繊細な料理を作っている優奈さん。一方で、義母の味は料理人でもないみのりさんが再現できるもの。少し考えれば、その違いやからくりに気づいてもよさそうなんですけどね。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • より

    残念なことに、バカ舌にはわからないんだなーこれが。

  • 呆れるわー より

    バカ舌降臨っちゃこの事だなwww

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