やるだけやって片付けない夫にカチン!

ゆきののために夕飯のビーフシチューを仕上げた俺。帰ってくるまでの間、さくらの面倒を見つつ少し休憩しようと思っていると、急な眠気に襲われて、そのまま眠りに落ちてしまいました。その後帰ってきたゆきのは、リビングの状況を見てびっくり。そこには、暗い部屋で動画に釘付けになっているさくらと、その近くで気持ち良さそうに眠り込む俺の姿があったのでした。
昼寝から目を覚ますと、いつの間にかゆきのが帰ってきていました。「あ、お帰り~」と眠気眼をこすると、何だか機嫌が悪いような・・・。すると次の瞬間、ゆきのはキッと目を吊り上げて「お帰り~じゃないでしょ!」と声を荒げました。

ゆきのはさくらを指さすと「さくらのオムツはパンパン!動画は流しっぱなし!ゴミも散らかしっぱなし!」と俺をにらみます。そういえば、昼から一度もオムツを替えていない・・・。ゴミも後で片付ければいいだろうと放置してしまっていました。

「服もそこらへんに放置!洗濯物は雨なのに取り込んでないし!」食材を急いで冷蔵庫に入れることばかりに気を取られ、脱いだ服はそのまま放置。しかも眠ってしまい、雨が降っていることにも気づかず洗濯物はびしゃびしゃ。これではもう一度洗い直しです。

「キッチンもぐちゃぐちゃじゃない!」ゆきのはそう言って、散らかったキッチンを指さしました。しまった。夕飯を作ったことに満足して後片付けをしないまま放置していた。俺はとっさに「い・・・一応夕飯作ってて」と苦し紛れの言い訳を口にします。

さくらに動画を見せっぱなしにしていたこともよくなかったようで、ついに「さくらが動画とかお菓子に依存しすぎないようにしてたのに台無し!やりたいことだけやって育児した気にならないで!」とまで言われて、返す言葉がありません。

どうやら俺は、また一つ大きな失敗をしてしまったようです。よかれと思ってやった家事も、振り返ってみれば全て中途半端。洗濯物は干しただけで取り込まず、夕飯も作っただけで片付けは後回し。結局、やりたいことだけをやって、育児したつもりになっていました。
出先から帰ってきたら、部屋はゴミだらけでキッチンは荒れ放題、さくらちゃんはお菓子を好きなだけ食べて動画に釘付け・・・そんな光景を目の当たりにしたらゆきのさんが怒るのも当然です。今の夫は「やりたいことだけやって育児した気になっている」状態そのもの。振り返ってみれば、今までも育児のいいとこどりをしてきただけでしたもんね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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