家事も育児も手を抜かない俺

ゆきののために買い物を済ませて夕飯を作ってあげようと思い立った俺。普段はあまり足を運ばない高級スーパーで食材をそろえ、さっそく調理に取りかかりました。調理をしている間は、さくらに動画を見てもらうことにして、その隙に渾身のビーフシチューを完成させます。普段ほとんど料理をしないわりには、うまくできたのではないでしょうか。
ゆきのがいなくても家事と育児を完璧にこなせるなんて、我ながら本当にできた夫です。夕飯のビーフシチューも無事に完成したことだし、さくらの面倒を見つつ、少し休憩することにします。

さくらは相変わらず動画に夢中です。「あら~大人しく動画見ててご機嫌ですね~」と声をかけても、よほど面白いのかこちらには目も向けず、じっと画面を見つめたまま。お腹が空いていないか心配になり、おやつもあげました。もぐもぐと夢中で食べる様子を見ると、どうやらおやつが相当お気に入りのようです。

「この後は洗濯物を取り込んで・・・えーと」そんなことを考えていると、なんだか眠たくなってきました。慣れない家事をしたせいか、思った以上に疲れが溜まったのかもしれません。俺は眠気に逆らえず、外で雨が降り始めていることにも気づかないまま、静かに目を閉じました。

それから1時間後。大雨の中、ゆきのが帰ってきました。「ただいま~」と声をかけますが、返事はなく部屋の中は真っ暗。嫌な予感を抱えながら、ゆきのは玄関へ足を踏み入れます。

「ごめんちょっと遅くなっちゃった、急に雨降ってきたし、2人とも今日はお留守番ありが・・・え?」部屋に上がったゆきのは、目の前の光景に思わず目を疑いました。

そこには、暗い部屋で動画に釘付けになっているさくらと、その近くで気持ち良さそうに眠り込む俺の姿がありました。床にはゴミや食べカス、脱ぎっぱなしの服が散乱し、とても片付いているとは言えない状況・・・どうなる、俺!?
床にゴミや食べカス、脱ぎっぱなしの服が散乱していても、本人は洗濯と夕食作りをしただけで、家事を完璧にこなしたつもりになっているなんて呆れます。しかも、さくらちゃんに量も考えずお菓子を与えるなんて、ゆきのさんがこの状況を見たらショックで倒れてしまわないか心配です。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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あーあ、この後お説教タイムの突入ですな(笑)。
わぁ〜〜洗濯物がぁ~
床周りまで〜〜〜
散らかり放題、濡れ放題!!