[13]夫は妹至上主義|僕のパパを盗らないで!自分より余所の子が優先されていると知った息子の悲しい叫び

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前回のお話

ユキノさんは、事あるごとに年の離れた妹カオルさんを優先する夫シンジさんに不満を抱えていました。家族優先に納得した上で交際を始めたユキノさんでしたが、記念日もクリスマスイブも後回しにされて不満は募るばかり。それでも好きな気持ちが大きかったユキノさんは、カオルさんの結婚を見届けた後にシンジさんと結婚し、後に息子ケンシンくんを授かりました。結婚後のシンジさんは家族を第一に考えてくれ、ユキノさんは一安心。しかしそんな時間も長くは続かず、カオルさんの離婚とともに幸せな日々は音を立てて崩れていきます。シンジさんはカオルさんを支えたいと、家族を放って頻繫に会いに行くように。運動会すらカオルさんの子どもであるタイガくんを優先するシンジさんに苛立ちを覚えたユキノさんが「ケンシンのこと一番に考えて」と伝えると、分かってくれたのかケンシンくんを遊園地に連れて行くと約束してくれました。しかし本当は、カオルさんたちと先に約束していた予定に、ユキノさんたちを誘っただけだったのです。ユキノさんはカオルさんに「夫に頼るのを控えてほしい」と頼みますが、カオルさんは「強制していない」と勝ち誇った表情を浮かべるだけで、控えるつもりは全くない様子でした。

1話目から読む

あえて傷つく言葉を選んでる?

シンジにはタイガ君の父親代わりになってほしいと、身勝手な要求を突きつけるカオルさん。彼には私とケンシンという家族がいるのに、父親を奪うようなことが許されるはずがありません。自分さえよければ他はどうでもいい、そんな本音が露骨に透けて見えて、苛立ってしまいました。

一方その頃、ケンシンはというと、シンジとタイガ君と一緒に遊園地を回っていました。シンジが「ジュースを買ってくる」と席を離れたその時、タイガ君がニヤリと表情を変え、「ねぇケンシン!シンジおじさんがこの間、俺に新しいゲーム買ってくれたんだ!」と自慢し始めます。

「それにさ、欲しかったスニーカーも買ってもらったし、休みの日は必ず遊んでくれるんだ」嬉しそうに話すタイガ君の横で、ケンシンは「パパ・・・ぼくとのおやくそくは守ってくれないのに」と悲しそうな表情を浮かべます。

それでも、タイガ君の自慢は止まりません。「この前なんて運動会に来てくれてさ~」その一言に、ケンシンは必死に涙をこらえながら、「もう・・・やめて!パパを、ぼくのパパをとらないで!」と大声で叫びます。

するとタイガ君は、ムッとした表情で「でもシンジおじさんは俺の方が好きみたいだよ?この前もそう言ってたし」と意地悪な言葉を投げかけます。ケンシンは涙をぽろぽろとこぼしながら、「うそ・・・うそだよ」と必死に否定。しかし、それでもタイガ君はやめません。「本当だよ『タイガは素直でいい子だね』って、ケンシンみたいに泣き虫じゃないって」と言い放ちました。

「それに俺のパパって思っていいよって言ってくれたんだ」その一言で、ケンシンの目から堪えていた涙が一気に溢れ「ちがうもん!パパはぼくのパパだもん!」と大声で泣き出してしまいました。

まるで自分こそがシンジさんの息子であるかのように、自慢話をやめないタイガ君。ケンシン君を傷つける言葉をあえて選んで口にするタイガ君にも問題はありますが、そもそもシンジさんがカオルさんたちをここまで優先しなければ、こんなにも悲しい出来事は起きなかったはずです。シンジさんはこうなることを想像したうえで、カオルさんたちを呼んだのでしょうか。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • きゅう より

    父親がいない状態で育つ子と、父親がいるのに他の子を優先して十分にかまってもらえない子。どっちが傷つくと思ってるのかね。

  • 呆れて、、、 より

    多分、何を言っても響かないで妹親子を優先し続ける夫に離婚を突きつけたら
    「結婚する前から妹を優先するって言ってたよね?」
    で、それでも妻が許さなかったら
    「そんなに酷い事してるって気が付かなかったよ、ゴメン、俺、変わるからチャンスを下さい」とか
    「離婚してケンシンから父親を奪うのか?」とか見当違いの事言い出しそう
    妻子よりも妹親子、そして妹を大切にしている自分を選んで酔いしれているんだろうな、このアホ夫は。
    妻やケンシンに見放されてどんなに自分が馬鹿だったのか、思いしれば良いんだよ。

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