勉強が苦手な娘だけど大丈夫かな?

4人での生活にもすっかり慣れてきた頃。愛花が突然「くれあちゃんと同じ中学に行きたい」と言い出しました。まさか愛花の口からそんな言葉が出るとは思っていませんでしたが、達夫さんもくれあちゃんも前向き。「愛花ちゃんが一緒だとうれしい」というくれあちゃんの言葉を聞いて、愛花の中学受験を真剣に考え始めたのでした。
私は2人のテストの点数を見比べながら、愛花を挑戦させるべきかどうか悩みました。小学3年生から塾に通っていて成績優秀なくれあちゃんと違って、愛花は塾に通ったこともなく、なんなら勉強も少し苦手。でも本人が望んでいるし、達夫さんとくれあちゃんも賛成なら、私が反対する理由はありませんでした。

不安な気持ちがないといったら嘘になりますが、愛花自身が「挑戦したい」と言っている以上、背中を押して応援するのが親の役目。愛花に「途中でやめるのはダメよ、最後までがんばること」と伝えると、彼女は元気いっぱいに「はい!」と返事をしました。

その日の夜。子どもたちが寝静まったあと、私は達夫さんに愛花の受験について相談しました。「愛花、勉強苦手なのに大丈夫かしら」私が不安を口にすると、達夫さんは穏やかに「いいじゃないか、お互いがいい影響をしあっていて」と言ってくれました。

そして私の手を優しく握ると「愛花ちゃんが娘になってくれて、由以子が妻になってくれて、本当に幸せだよ」とあたたかい言葉をかけてくれました。やっぱりこの人と再婚してよかった。私は達夫さんの手を握り返して「私こそ、この家族で一緒にやっていきましょうね」と伝えました。

それから2年後、愛花とくれあは小学6年生になりました。2人とも中学受験に向けて勉強を頑張っているようで、くれあは模試の成績優秀者に、そして愛花も少しずつ順位を上げてきています。いつの間にかお互いを呼び捨てで呼ぶほど仲良くなり、その姿はまるで親友のよう。2人の絆の深まりに、思わず微笑んでしまうのでした。
中学受験に挑戦すると決めた愛花ちゃん。くれあちゃんの存在に刺激を受けているのか、少しずつ順位が上がってきているようでよかったです。達夫さんの言う通り、2人はお互いにいい影響を与え合いながら前に進んでいるのかもしれませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!
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女の子の「なんでも一緒」は、後々にそうじゃなくなった時が問題になりそうですね。
くれあちゃんが落ちて愛花ちゃんが受かってしまうパターンか。。。