[5]再婚と連れ子の明暗|中学受験に向けて勉強にはげむ娘たち。父親からの合格祈願のお守りでパワーをチャージ

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前回のお話

元夫と死別して5年の由以子さんは、バツイチで同じく子どもを持つ達夫さんと出会い再婚しました。由以子さんの娘の愛花ちゃんと達夫さんの娘くれあちゃんは同い年。性格が正反対だったので心配していましたが、日が経つにつれて2人の距離は縮まっていき、由以子さんは一安心します。そんなある日、愛花ちゃんが突然「くれあちゃんと同じ中学に行きたい」と言い出しました。驚く由以子さんでしたが、本人が望んでいるし、達夫さんとくれあちゃんも賛成ならと、中学受験を応援することにしました。それから2年後、愛花ちゃんとくれあちゃんは小学6年生に。2人とも勉強を頑張っているようで、くれあちゃんは模試の成績優秀者に、そして愛花ちゃんも少しずつ順位を上げてきています。いつの間にかお互いを呼び捨てで呼ぶほど仲良くなり、その姿はまるで親友のよう。2人の絆の深まりに、由以子さんは思わず微笑んでしまうのでした。

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再婚から2年、やっと家族らしくなってきた

中学受験に挑戦すると決めた愛花は、くれあの影響を受けながら少しずつ順位を伸ばしていました。一方のくれあは変わらず成績上位をキープ。いつの間にかお互いを呼び捨てにするほど仲良くなり、その姿はまるで親友のようでした。

はじめはどこかぎこちなかったくれあも、今ではすっかり家族の一員として私たちに心を開いてくれています。キッチンに身を乗り出し、「ママ、今日の晩ごはんなに?」と無邪気に尋ねる姿に、思わず頬がゆるみました。私は笑顔で、「今日はハンバーグ、照り焼きとデミグラスソースどっちがいい?」と返します。

すると、「ただいま、今日は出張のお土産あるぞ」と達夫さんが仕事から帰ってきました。愛花もすっかりパパに懐いた様子で、くれあと並んで「お帰りなさい」と笑顔で出迎えます。

「今日は有名な学問の神様の近くに行ったんだ」達夫さんはそう言って、愛花とくれあにお守りを渡しました。封を開けた2人は大喜び。「愛花とおそろいのお守り!パパ、ありがとう」と、嬉しそうに声をそろえてお礼を言いました。

はじめはどうなることかと思っていましたが、今ではすっかり家族です。少し時間はかかりましたが、くれあも私のことを『ママ』と呼んでくれるようになりました。表には出さないけど、母親として受け入れてもらえたようで嬉しい。

さらに時が流れ、季節は11月後半。「やっぱり、この時期はみんな追い上げてくるな~」くれあの模試の結果を見つめながら、達夫さんが難しい表情でつぶやきました。実はこの頃から、くれあは成績上位者の枠から外れるように。その一方で、愛花は着実に成績を伸ばしてきていました。「愛花はだいぶ伸びてきたな」そう褒められると、愛花は照れくさそうに「でもくれあには全然追いつけない~」と言いました。

再婚から2年が経ち、由以子さん一家はようやく本当の家族らしい形になってきました。くれあちゃんも由以子さんを『ママ』と呼ぶようになり、少しずつ心を開いている様子。ただ、中学受験に関しては、くれあちゃんの成績に少し陰りが見え始めているようですね。2人とも必死に頑張っているからこそ、どうか努力が報われてほしいです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
2児の母、イラストレーター。子育てのしんどさ、ネタにして楽しんでこー!

最新のコメント
  • まろん より

    やっぱりクレアちゃんだけが落ちる感じの展開そうやなぁ…きつい。

    お母さんお父さんは決して悪気はなかったやろうけど、新しく来たママに気遣い、急に出来たきょうだいに戸惑い…複雑やったやろなぁ。
    なぜ同じとこに行きたい言い出すねんって見ててハラハラしてたよ。

    私はどちらかというとクレアちゃんタイプだからこの家庭環境はきついやろなぁと思う…。

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