[11]男の子を産めない嫁は失敗|結婚して1年「まだ子どもできないの?」唐突な義母の言葉に動揺

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前回のお話

小学生の長女カノンちゃん、次女ココネちゃん姉妹を育てるトモコさんは、ある日カノンちゃんに「ママは私が男の子だったらもっと嬉しかった?」と聞かれて驚きます。以前おばあちゃんから「男の子だったらもっと嬉しかった」と言われ、それ以来「女の子でごめんなさい」と思っていたと聞き、カノンちゃんを傷つけた義母に怒りを覚えながら、そういえば結婚の挨拶のときから義母に良く思われていなかったと思い出しました。嫁は自分の言うことを聞くのが当たり前という考えの義母はユウタさんとトモコさんの結婚式についても自分の意見を押し通そうと自分たちの地元でやるようにゴリ押し。結局、式は二人で決めた場所で、披露宴はユウタさんの地元で行うことになり、それからしばらくして、義母はトモコさんに電話で結婚式の日取りを確認。日程を伝えると義母は結婚式の日程を変更するように言い、ユウタさんが日程変更はしないと伝えると義母は激怒。言い合いになる二人を見ていられなくなったトモコさんは、また義母の言う通りにし、ユウタさんは結婚式が終わったら実家とは関わらないようにしようと提案。結婚前からこんなに揉めて、将来が不安になるトモコさんは、その後結婚式は夫婦の希望、披露宴は義母の希望で行ったのでした。

1話目から読む

「子どもはひとりで作るものじゃないんで!」精一杯の反論

義母と揉めるのも、義母と夫が揉めるのも嫌だった私は、結婚式の日程を変更しろという義母の意見に従うことに。申し訳なさそうなユウタさんに、「結婚式後はもう実家に関わらないようにしよう」と言われホッとしましたが、結婚前にこれほど義母と揉め、将来を思うと不安に。その後、披露宴は義母の希望通り、結婚式は私たちの希望を通して無事に行われました。

それから1年後のこと。
「もしもし?」電話に出ると、「ねぇ、あなたまだ子どもはできないの?」義母に突然そう言われ、「えっ・・」と動揺していると、

「どこか悪いんじゃない?病院に行った?」と質問攻め。「え・・」と答えに困っていると、「おかしいと思うのよ?妊娠しないの」と義母が言い出し、

「で・・も。子どもはひとりで作るものじゃないんで!」そう言って、「ちょ・・」義母が話すのも聞かずに電話を切りました。

すると、プルルルル プルルルルと鳴り止まないスマホ。「でたくない」とそのままにすることにしました。その後、バタンッ!とドアが開き、「トモコ。ごめん」と慌てて夫が帰ってきました。

「おかえり。あっ。お義母さんから聞いた?」と私が言うと、「ごめん。母さんがまた暴走した。もう出なくていいから。着信拒否していいから」夫の言葉に「うん」と頷いたのでした。

結婚して1年が経った頃、義母から電話で「あなたまだ子どもできないの?」と唐突に聞かれたトモコさん。「どこか悪いんじゃない?」とトモコさんだけを責める義母に「子どもはひとりで作るものじゃないんで!」と言って電話を切ると、義母から何度も電話が!トモコさんが呆然としていると、「トモコごめん」とユウタさんが帰宅し、もう電話に出なくていいと言われたのでした。
ユウタさんは、何か起きれば対応してくれると思いますが、義母がトモコさんに何か言う前に行動を起こしてくれるとうれしいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

最新のコメント
  • 通りすがり より

    なんで夫が嫁側に立ってるのに肝心の嫁がそれ台無しにしてるの?

  • たらこうどん より

    「着信拒否していいから」じゃなくて、お前の手で着信拒否しろ。
    そして「嫁の電話は俺が着信拒否したから、2度とかけるな!かけたら縁を切る」くらい言うべきでしょう。
    ここまで異常だと縁切り以外の選択肢はない。

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