私は都合のいい女?彼の友達の言葉に自信が揺らぐ

レンとは付き合えないとアツシくんから断言された私はついカッとなって「どうしてですか!」と突っかかると、「好きだとか一番だとか言われてるけど、付き合えないって言われてるでしょ?」と言い当てられてしまいました。
「ぶっちゃけ、ミカちゃんみたいな都合のいい女の子、レンにはたくさんいるよ。ここに来てレンと話している子はみんな割り切ってる」とアツシくんに言われ、バスケの集まりのときいつも女の子に囲まれていたレンを思い出しました。

少し落ち着いた私に、アツシくんは「・・もしかして。本当に一番だと思ってた?自分の事?」と静かに聞いてきました。私は「レンは私の事、一番だって言ってくれてました。それに連絡も来るし、お泊まりもあります」と必死にアツシくんの言葉を否定しようとしますが「でも、実際、今連絡がないからここに来たんでしょ?」と言われ何も言い返せませんでした。

アツシくんは私を駅まで送ってくれ、別れ際に思い出したように「あぁそうだ」と言って、

「ま、何かあったら連絡して。愚痴くらい聞くから」と優しく言ってくれました。

私は「・・ありがとうございます」とお礼を言ってアツシくんと別れました。
アツシさんは、レンさんにはミカさんのような都合のいい女の子はたくさんいて、他の女の子はみんな割り切っていると淡々とミカさんに伝えました。ミカさんは「レンは私の事、一番だって言ってくれてました。連絡も来るし、お泊まりもあります」とアツシさんの言葉を否定しようとしますが、「でも連絡がないからここに来たんでしょ?」と言われ何も言い返せませんでした。厳しい言葉ばかりをミカさんにかけていたアツシさんですが、ミカさんを駅まで送ると別れ際に「何かあったら連絡して。愚痴くらい聞くから」と優しく言ってくれました。
レンさんにとってミカさんは都合のいい女だとスバッと言い切ったアツシさん。ミカさんにとってはアツシさんの言葉は聞きたくないものばかりだったと思いますが、アツシさんはミカさんが心配なのでしょうね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母
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