[66]嫁たちからの絶縁・離婚宣言に家族の和を乱すと憤慨するクセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

太郎さん、次郎さん、三郎男さん兄弟は、両親と家族経営。それぞれ結婚して、母親の強い希望で徒歩数分の場所に家を建てています。妻たちにとって、義母は嫌味や横暴な言動ばかり。息子たちに嫁の悪口を吹き込んでいました。ハッキリ言うタイプの太郎さんの妻ウメさんは既に義母と衝突して仲が悪く、それまでうまく義母と付き合ってきた次郎さんの妻さくらさんも義母への反発がきっかけで当たりが強くなり、縁を切るところまで拗れていました。さらに、おとなしい性格で義母の言いなりだった三郎さんの妻モモさんまでも、義母と、義母に洗脳されて嫁が不出来だと思い込む三郎さんにモモさんの親戚の失言を必要以上に責められたことがきっかけでとうとう義母に反論し、三郎さんとの離婚を考えていると宣言したのでした。三郎さんはモモさんの真剣な様子に動揺して目を覚まし、それまでの自分の冷たい態度を反省してモモさんに寄り添うようになりました。次郎さん夫婦、三郎さん夫婦にそっぽを向かれてしまった義母ですが、自分が元凶とは微塵も思わず嫁たちが悪いと憤慨し、義父はその様子を見てオロオロするばかりでした。

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クセ強義母に抗う嫁達

さくらさんとモモさんに絶縁、離婚と宣言され、さらに息子たちは嫁の肩を持つので怒りが治まらない義母は、どこかに電話をかけました。

電話をかけた相手は、長男の太郎さんです。出るなり「太郎~~~」と不満全開で訴えます。

「ちょっと聞いてよ~、次郎と三郎の嫁が」と怒り勢いのまましゃべりだした義母の話を、冷静な顔でただ聞いている太郎さんです。

義母は、嫁たちが反抗して好き勝手なことを言い出し、それを義母のせいにされたと思っているので「離婚だの絶縁だの言って」と、怒り心頭。なかなかおさまりません。

「家族の和を乱すのよ、まったく」と太郎さんに嫁たちが悪いと話す義母の横では、義父が焦ったような、微妙な顔つきで黙って様子をうかがっていました。

「嫁が未熟だとねぇ、苦労するわよ」と、自分が原因だとはまるで感じていない様子の義母です。

義母にとっては、良かれと思ってしていることになぜ嫁たちが反発するのかわからない、といった様子ですね。家族の調和がとれるようになるには、かなり時間がかかりそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
家族の和を乱す原因が自分にあることに、早く気づいて欲しいですね。

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