[36]嫁いびり義母|嫁を泣かせてまで可愛がっていた女性の本音「あんな意地悪な姑なんて絶対無理!」

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しいものの、義母は両親がいないミナさんをよく思っておらず、日々きつく当たっていました。義父とミナさんは、義母と伸介さんの自分勝手な行動に耐えられず、離婚を決意。夕食の席で義父が手術を受けることを打ち明け、入院費用にと家計の確認を申し出ると、義母が家の貯金やミナさんの通帳のお金も遊びに使っていたことが判明。義父が呆れて離婚を申し出るも、渋っていた義母、家を譲ることと退職金を折半にすることで離婚に同意。義父が通帳をミナさんに返すよう言うと、義母は不機嫌な顔で通帳をミナさんに投げ渡しました。ミナさんが中身を確認すると、残高はわずか3854円!!で驚くミナさん。義父が、お金は義母に渡す退職金から引いて返すとミナさんに約束すると、義母は怒り出したものの、義父が詰め寄ると黙りました。その後、本当に離婚するのかと心配する伸介さんに、「私も実家に帰ります」とミナさん!そして中身がボイスレコーダーのお守りを差し出すと、そこにはこれまでの義母の暴言の数々が!それを聞いて、伸介さんが事の重大さに驚くも時すでに遅し。義母の最後の言葉にあった通り、「伸介さん、離婚しましょう」と申し出たミナさんは、さらに「残念ながらユウカさんはお嫁には来ませんよ」と言いました。

1話目から読む

「2人で飲みに行ったら面白い話が聞けた」本音を引き出した姉

義母に言われ続けていた酷い言葉に伸介が驚くも、もう遅い。私はずっと相談していたのに。
お姉ちゃんにもらったお守りで録音していた義母の最後の言葉通り、「伸介さん、離婚しましょう」と切り出した後、「ユウカさんは、残念ながらお嫁には来ませんよ」と言って、私はボイスレコーダーの再生ボタンを押しました。

そこには「伸介と結婚??ナイナイ」ユウカさんの声が!

「全然稼いでないのに、偉そうに何にも家のことしないし!それにあんな意地悪な姑なんて絶対無理!」「おだてれば、おこづかいとかプレゼントをくれるから合わせてるだけ~」と次から次へとユウカさんが話している音声が流れました。

そして、「マナさんの会社のエリート社員、誰か紹介してくださいよぉ~」とお姉ちゃんに頼むユウカさんの声を聞いて、「な、ナニコレ・・ユウカちゃん?」と信じられない様子の義母が言いました。

「ユウカさん、姉と親しくなりたがってたから紹介したんですよ~。2人で飲みに行ったら、面白い話が聞けたって姉が」私がそう言うと、「はははっ・・ボイスレコーダーって面白いな」と義父が言い、

「まぁ、ミナさんはいなくなっても伸介は残るんだ。なんとかなるだろ」呆れたように言う義父に、「ちょっと待てよ!俺はミナとは離婚なんて・・!」と言う伸介に、

「ハンコ押してくれないの?でも、とりあえず実家に帰るから」そう言って立ち上がる私に、「ミナ・・」と伸介が不安そうに呟くと、ピンポーンとインターホンが鳴り、

「ミナさん、タクシーが来たようだ。駅まで一緒に行くかい?」義父にそう言われ、「はい、お義父さんありがとうございます」そう言った後、

2人揃って義実家を出たのでした。伸介と義母は、そんな義父と私を呆然と見つめていました。

「私と別れてもユウカさんはお嫁には来ませんよ」そう言ったミナさんがボイスレコーダーを再生すると、「伸介と結婚?ナイナイ」と完全否定するユウカさんの声が!義母のことも「最悪の姑」と言うユウカさんの言葉を聞いて呆然とする義母。そんな義母にも、伸介さんにも全く未練がないミナさんが、義父と一緒に家を出る姿、新しい生活へのスタートが切られましたね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • クリ より

    あぁ…ゆうかさん発言は離婚届にサインさせてから!が良策~!

  • 土屋百合 より

    ようやくミナさんが自分の進むべき道へ進み始めてくれてホッとしています。

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