[38]夫のお金は義母管理|同僚ドン引き。家庭がある大人のお金を親が管理しているなんて。

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前回のお話

昔からお金の管理は母親に管理してもらっている夫のコウタさん。妻のアヤカさんと結婚してもそれは変わりませんでした。アヤカさんは義母がお金を管理していることにストレスを感じていましたが、コウタさんはその理由を理解できませんでした。そこで、コウタさんは同僚のハルトさんにお金の管理について尋ねると、ハルトさんは大学卒業後から自分で管理しているそう・・・その後ハルトさんは「他の人にも聞いてみましょう」と言って、かがみさんとユミさんの方へ走って行きました。かがみさんはコウタさんの悩みを聞き、「コウタ君は奥さんが管理しているの?」と質問しました。コウタさんはとっさに「お互いの生活費を出し合って、それ以外は自由な感じで・・・」と嘘をつきました。その後、コウタさんはかがみさんに「お子さんのお金の管理はいつまでしていましたか?」と尋ねたところ、「中学生から管理している」と言われて、コウタさんは驚いたのでした。

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母にお金の管理をしてもらうのは変?

同僚のかがみさんは「今は結婚してるからどんな風にしているのかは知らないけどね」と続けて言いました。それを聞いて「え?知らないんですか?」と驚くコウタさん。

かがみさんの隣の席に座っていたユミさんは笑いながら「いやいや、知ってたら怖いですよ」とすかさずツッコミをいれました。

そしてドン引いたような様子で「自分の家庭があって自立した大人なのにお母さんに管理してもらってるなんて・・・」とユミさんは言いました。

コウタさんは冷や汗をかきつつ「そう、ですよね」と答えるとユミさん「そうですよ~」と笑いました。

コウタさんは周りに合わせようと「ずっと親がいるわけじゃないですもんね~・・・」と言うとかがみさんは「そうそう。通帳渡す時ちょっと寂しさもあるけど、ずっと親離れ子離れしないわけにはいかないからね~」と懐かしそうに話しました。

「親離れ子離れ」という言葉を聞いてさらに冷や汗をかくコウタさん。

まさか、コウタさんがまだ母親に管理してもらってるとは知らないかがみさんは「で、どうしたの?奥さんのお金の管理も自分でしたくなった?」と聞くと、焦ったコウタさんは「いや・・・やっぱりなんでもないです。ちょっと気になっただけで・・・なんかすみません・・・」とその場を後にしたのでした。

自分が当たり前だと思っていたことが違った時焦ってしまいますよね。同僚たちの話を聞いてコウタさんもアヤカさんの気持ちが理解できるといいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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