「絶対何かあると思ってた」蹴られた子どもの保護者が激怒。いじめ加害者と思われた小学生息子[8]|ママ広場マンガ

前回の話
教室で起きた出来事について、マモル君、ヒロ君、ケンゴ君の3人とそれぞれ話した吉村先生は、3人を集めてマモル君に謝るようヒロ君とケンゴ君に伝えました。2人が謝ると「もうしないならいいよ」とマモル君。その後、「ケンゴ君はヒロ君にも謝ろうか」と先生に言われヒロ君に謝るケンゴ君。ヒロ君は「ケンゴは悪くないよー」と驚いたものの、「いやボクのせいで・・」と申し訳なさそうなケンゴ君。その様子を見ていた吉村先生は、謝ってひとまず安心、と思いつつも、ケンゴ君は要注意人物として、今後も様子を見なくては!とあかねさんを含めた保護者の方に連絡することにしたのでした。

いじめ加害者と思われた小学生息子[8]連絡した子ども達の母親のそれぞれの反応


まずマモル君ママに連絡した吉村先生、「あの子達やんちゃだから!!絶対何かあると思っていました!!」と話を聞いて憤るマモル君のママ。

「2人とも反省していますし・・マモル君も許すと話していたので。保護者の方にはしっかり伝えます」と伝えながら、「マモル君のお母さん、予想以上に怒ってる・・」と思う吉村先生、すると、「当然です!うちの子は優しいから・・今回の好意は許せないです!しっかりご指導をお願いします!!」ますますヒートアップしながら話すマモル君ママ。

続いてケンゴ君ママに電話した吉村先生、「えっヒロ君に命令!?息子を怖がってる?ヒロ君は幼稚園の頃から仲が良いので、本当とは思えないのですが・・」」話を聞いたあかねさんは驚いて言いました。それを聞いた吉村先生は、「・・お母さん、受け入れられないんだな・・。子ども達は認めてるのに・・」と思っていました。

そして、「一度、息子に確認してもいいでしょうか?」あかねさんの申し出に、「もちろんです。確認してみてください」と答えた吉村先生は、「ケンゴ君本当のこと言うかな・・お母さんもちゃんと真実を受け止めてくれるかな・・お辛いかもだけど・・」そう思いながら話を聞いていました。

そして最後にヒロ君ママに電話。「ヒロがそんなことを!?マモル君は大丈夫でしたか?」と慌てて言うヒロ君ママに、「ヒロ君はしっかりマモル君にも謝れていましたよ。ただ、心配なのはケンゴ君を怖がっているようで・・」吉村先生がそう言うと、「え?ケンゴ君を怖がる??」ヒロ君ママは驚きながら言いました。

「はい。私の前で怖いとハッキリと言いました。今までそんな様子はなかったですか??」そう言うと、「ケンゴ君とは仲が良くて・・今まで怖がるということはないのですが・・」ヒロ君ママの言葉に、、「ケンゴ君のお母さんと同じ発言だ・・」吉村先生がそう思っている時、「ケンゴ君ってあのケンゴ君よね?そんなことないと思うんだけど・・」とヒロ君ママは思っていたのでした。

「ヒロ君はケンゴ君が怖いって言えないのかもしれませんね・・子ども同士のことなので、注意深くみていただければと思います。「はい・・」吉村先生の言葉に、動揺しながらも答えたヒロ君ママ、その時、「きっとそうだ・・私たちが守ってあげないと・・」吉村先生の心の中は使命感に燃えていたのでした。

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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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