前回の話
実母が兄嫁みずほさんに嫁いびりをしていると知り、母の目を覚まさせみずほさんを助けたいと思ったカオリさんは、従姉のよっちゃんの案で婚約者の隆明さんと一緒に婚約の挨拶の場で一芝居打ちました。おかげで目が覚めたお母さんはみずほさんにこれまでのことを謝罪。後からカオリさんがみんなにネタばらしをすると驚かれたものの感謝され、両親とみずほさんは和解することができました。しかし、一人だけ複雑な気持ちを抱えていたのはカオリさんの兄の憲一さんでした。
実母が嫁いびり義母になっていた[41]突然いなくなった兄
その後、カオリさんは両親と久しぶりにゆっくり話をしました。お母さんは泣いたり怒ったり、未だ気持ちが不安定なようでした。
カオリさんは「隣に隆明がいてくれて本当に良かった・・・」と心から思いました。
その頃、部屋で休んでいたみずほさんの元へ千恵おばさんが話しをしに行っていました。「みずほちゃん、今大丈夫?少しは休めた?」とみずほさんを気遣う千恵おばさん。
「私は先にお暇するわね。その前に・・・みずほちゃん。良かったら、うちのアパートが1室空いてるんだけど、つむちゃんと一旦こっち来ない?」千恵おばさんが提案すると、みずほさんは「いいんですか?」と驚きます。
みずほさんが両親の謝罪を受け入れるには時間を要するだろうという千恵おばさんの配慮で、みずほさんは千恵おばさんが管理人をしているアパートに移ることになりました。
「・・・あれ?お兄ちゃんは?」千恵おばさんが帰った後、カオリさんはふと兄の憲一さんがいないことに気づきました。
憲一さんは、いつの間にか実家からいなくなっていたのです。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi