妻の大切さを再確認した夫に女の魔の手が忍び寄る。外面が良い夫の本性は不倫男だった【298】|岡田ももえと申します

前回の話
後輩のふり子さんに狙われていた既婚の良し男さんは、妻のすみれさんのアドバイスでふり子さんを諦めさせる作戦を実行。成功したかに見えた作戦でしたが、あと一歩のところで良し男さんがボロを出してしまいます。そして、良し男さんを落とすのが無理だと分かったふり子さんは「昇進頑張って下さいね」と言いながら、心の中では「させないよ。昇進なんか」と良し男さんの出世を邪魔しようと考えるのでした。

外面がいい夫の本性について~外面の良い夫が不倫してました~【298】


ふり子さんとの話しを終え自宅に向かいながら、良し男さんは「作戦失敗しましたァ・・・」とすみれさんにメッセージを送りました。

「どうしよう。NO離婚・・・」作戦が失敗し離婚になるかもしれないと落ち込む良し男さん。すると、すみれさんから返信が届きました。

「お仕事お疲れ様。そんな事より雨強くなってきたし風邪引いちゃうから早く帰ってきな」と良し男さんを気遣うメッセージ。それを見て良し男さんは心が温かくなりました。

「すみれはいつも俺の味方でいてくれるから」良し男さんはすみれさんの待つ自宅に向かって走り出します。

「すみれっただいま。ごめゲホッフッ」咳き込みながら家に帰って来た良し男さん。

「おかえり。酸素足りてないよ、大丈夫?」と、作戦失敗を責めることなく笑顔で迎えてくれるすみれさんを見て「すみれが辛い時、俺もすみれの味方でいたい」と強く思いました。

その頃。ふり子さんは良し男さんからプレゼントされたピアスを見ながら「さてと。どうしようかな~」と部長や噂好きの同僚サワさんの顔を思い浮かべながら今後の作戦を考えていました。

次の話

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
良し男さん、すみれさんの優しさが染みたでしょうね。それにしても、ふり子さんは何をするつもりなのでしょうか。

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