前回の話
相談したママ友さんに「履かなかった何十枚ものパンツも、靴下も服も病院も・・全部無駄じゃないと思う」と言われてうれしくなったまちさん、「頑張り屋さんな2人が作ったいっぱいの思い出だと思えば・・」と言われ、履けなかったたくさんのパンツは、きっと無駄ではなく、ことねちゃんとのたくさんの思い出なんだと思えるように・・
触覚過敏「くつ下が履けない」[9-1]娘の成長とともにわかってきたこと
昔はどうする事もできなかった状況も、娘の成長と共に変わっていきました。
何が嫌でどこがダメなのか、具体的に教えてもらえることで対策できるように。
娘の場合は、こんなことが嫌なのだとだんだんわかってきたのでした。
服の袖や生地そのものが肌に擦れることが、とても不快で気持ち悪い
半袖:袖口が腕に擦れるのがダメ。→ なのでいつも長袖。
パンツ:股に布があたるのがダメ。→ パンツ拒否
靴下:指先に縫い目NG
下着:下部分のゴムが擦れてダメ。二重になっている下着は縫い目がダメ。
ワンピース:切り返しがあると縫い目ああたるのでダメ。
そして小学生になると・・
水着:パットの縫い目が肌にあたって擦れるからダメ。股にあたるところが少しだけ浮いていればOK
「お母さん・・これね・違うのがいいの・・」
服は、今年あったものが来年あるとは限りません。
去年とは違う、私にはわからない違いがあり、着られない場合もありました。
でも、娘は泣く前に、冷静に話ができるようになっていったのが救いでした。
※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。
続きます
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ママ広場オリジナルマンガ「くつ下が履けない」は毎日更新します。おたのしみに!
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。
編集:ママ広場編集部