[4-2]もう限界。履けないものが増えていき追い詰められる母「我慢してよ!」触覚過敏「くつ下が履けない」|ママ広場マンガ

前回の話
「娘と私の為にできる事をする!」そう決めたまちさんは、ことねちゃんの履ける下着を探すことに。ことねちゃんの好きなデザインで、サイズが大きい物、オーガニック生地、大人向けのシームレスショーツなど・・試着はできないので全て購入して試したのですが・・結果は全滅でした。そしてある日の夜、ことねちゃんが寝ている間に着替えさせようとまちさんが手を・・

触覚過敏「くつ下が履けない」[4-2]策を尽くしても気持ちに寄り添っても・・ダメ。


娘が履ける下着を探すことにし、大きい物やオーガニック生地、シームレスショーツなど、娘の好きなデザインを選び、試着ができないので全て購入して試したのですが・・結果は全滅。

ひもを緩めたり、ゴム部分を切ったりと工夫しつつ、ある夜、
「寝てる間に着替えたらそのまま過ごせるんじゃ・・」
と思い立ちやってみたところ、

「ぎゃあああ!!うわぁああああん!」

結局、何をやってもダメ。
策を尽くしても、娘の気持ちに寄り添っても・・結果が変わることはありませんでした。

そして・・
娘が
「履けない。気持ち悪い」
そう言ったパンツは、もう着ることがないので使えない・・
この時ばかりは
「子ども用のパンツはどうして1枚売りじゃないんだろう・・」
と思ってしまいました。

靴下が履けない。
体操服の短パンが履けない。
長袖の下着は下まで袖が下がってないと嫌だ。
ズボンが嫌だ・・

ダメなものがどんどん増えていき・・
思い切ってパンツを着替えずに過ごす、という提案をしてもみたのですが、それは嫌だと言われました。

着替えないと汚い、とう感じてしまう娘、
「絶対に着替えたい。1度履くと脱ぎたくない。でも気持ち悪い」

当時、1枚も嫌じゃないパンツがなかったこともあり、「着替えることは何度も嫌な思いをすること」だと思ってしまったのかもしれません。

この時点で数ヶ月が経過していました。
気持ちに寄り添うよう、冷静に話す努力をしたつもりなのですが、それは通じず・・

八方塞がりになった私は
「いいかげんにして・・これくらい我慢してよ・・!我慢できるでしょ!!!!」

私はどんどん追い詰められ、思わず感情をぶつけてしまいました。

そう、

この頃の私は・・もう限界だったのです。

※このお話は、ある親子の体験談であり、感覚過敏(触覚過敏)に対する対処法など医学的根拠に基づくものではありません。あくまでも一個人の体験談としてご覧いただけると幸いです。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「くつ下が履けない」は毎日更新します。おたのしみに!

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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

脚本:のきわだ  
1児の母。子育てに奮闘中。

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

編集:ママ広場編集部 

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