前の話
義父母と同室1泊目。温泉と料理、お酒を満喫する義父母とコウタさんですが、「サポートする」と言っていたはずのコウタさんが酔いつぶれてしまったので、結局ひとりでアオちゃんを部屋風呂に入れ、かなこさんは温泉どころかお風呂にすら入れませんでした。ここにいる意味ない!とますます思ってモヤモヤするかなこさんです。
義両親との同室旅行[11]大丈夫?ってホントに思ってる?
翌朝、予定通り伯父伯母と合流しました。
「かなこさん?はじめまして~」と笑顔で声をかけてくれた伯母はとても物腰が柔らかい感じで、かなこさんはホッとしました。
さっそく観光が始まりました。旅行日程を組んだ義母は、行きたいところがたくさんあるようで張り切っています。
アオちゃんを抱っこし、ママバッグを抱えた大荷物のかよこさんは、みんなについて歩くのがしんどくなるたびに少し休憩したかったのですが、「せっかくだから見なさい~」と観光に夢中の義母はかなこさんが大変なことに気付いていません。
かなこさんは歩くのが送れてどんどんみんなから後れを取ってしまいます。
疲れてみんなより後方から歩いてくるかなこさんを振り返り、コウタさんが「大丈夫?」と声をかけてくれました。
助かる!アオちゃんの抱っこを代わってほしいと言いかけたかなこさんの言葉に被せてコウタさんが言ったのは
「ゆっくり歩いて来なよ~。」
大丈夫?と声をかけただけで、実際にはかなこさんのことは何も気遣っていませんでした。
この声掛けが・・・サポート・・・?
続きます
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi