【２４】受診の間お世話を頼んだのになんで寝てんの？！外面が良い夫の本性は不倫男だった｜岡田ももえと申します

2024-02-11

岡田ももえ

前回の話
すみれさんは、良し男さんと同棲していた２年間を思い出していました。浮気は無く、家事全般をお互いが協力し合って生活していたあの日々・・・。ようやく待ちに待った、良し男さんの休みの日がやってきました。ほの香ちゃんのお世話を良し男さんに任せて、ずっと続いていた頭痛を病院で診てもらえます。そしてその後は、良し男さんときちんと話し合うことになっていました。

【２４】外面がいい夫の本性について～外面の良い夫が不倫してました～

「病院行くから、ほの香お願いね。」
そう言って出かけるすみれさんを、良し男さんは
「はーい」
と、笑顔で送り出しました。

そして、またふり子さんに連絡をしました。
「俺で良かったらいつでも相談乗るよ」
「頼りにしてます（ハート）」

そのうち、ウトウトし始めた良し男さん。
ほの香ちゃんが寝ているので、
「俺も少し寝るか・・・」
と、目を閉じてしまいました。

一方、すみれさんは病院にいる間もほの香ちゃんのことが気になって仕方がありませんでした。
「ちゃんとおむつとか交換してね」
と送った良し男さんへのメッセージに返信が無いので、ますます心配になりました。

受診を終えて帰宅したすみれさんに聞こえてきたのは、ほの香ちゃんの泣き声。

家に入ると、泣き続けるほの香ちゃんのすぐそばでソファに座ったまま寝ている良し男さんの姿が目に飛び込んできました。