前回の話
小学校の時に私をいじめていたあの子と再会してしまった・・。逃げるように別の中学校に行き、そこでもいつ無視されるか・・いつ仲間外れにされるか・・そんな不安をいつも抱えながら学校生活を送っていた・・。そんな私にも出会いがあり、今の幸せな生活を手に入れたと思ったのに・・あの子が私の職場で再会。
[3]私をいじめたあの子との再会|忘れたの?私をいじめたていたこと
私に気づいていないので私も同級生だった話は一切せずに過ごしていました。
そして、1か月後。デスクでランチをとっている時に会話が聞こえてきました。
「今、息子が小6で・・。受験をする予定で塾に行っています~。」・・・うちと同じ。
そんな会話の中で「みた?あのいじめのニュース」「みたみた。ひどいよねー。」「ほんと、信じられないです。」
彼女から発せられた言葉に言葉を失いました。
いじめられていた子の気持ちを考えると涙がでてきます。私たちはニュースしかみていないから・・当事者の子の気持ちを考えると・・・。
どうして、いじめって起きるんですかね??いじめをする子の気持ち全然わかりません。
うそでしょ・・あなたがそれを言うの・・・。あなたが私にしたこと忘れたの??
「あれ?大丈夫?顔色悪くない??」「あっ・・・大丈夫です。」私はその場にいることができませんでした。
「無理しないでくださいね。私にできることがあれば言ってください。」
笑顔でやさしい言葉をかけられて居ても立っても居られなくなりました。
「ありがとうございます。大丈夫なんで・・お茶買ってきます。」逃げるようにその場を去りました。
うそでしょ・・。私にはあんなひどいことをしたのに・・・覚えていないの??いじめをする子の気持ちがわからないって・・あなたがそれを言うの・・・。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「私をいじめたあの子との再会」は毎日更新します。
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi