前回の話
「みずほさんが立ち直れなくなった時、俺がみずほを助けるんだと思った」という憲一さんは、もしも、ご両親が健在だったら、きっと今とは違う結論になっていただろうと語りました。都会の大学に行き、そこで出会った人と結婚する、そうカオリさんのように・・
嫁姑問題[48]実母が嫁いびり義母になっていた~嫁が諦めてくれるまで・・~
憲一さんの言葉を聞いたよっちゃんが、
「確かに進学はしたかもしれないけど・・」というと、
「俺は、たまたまみずほの近くにいただけ・・都会に行ってればもっと・・」と続ける憲一さん、
「・・そんなこと」というよっちゃんに、
「だから、いつかみずほがどこかへ行ってしまうんじゃないかって・・怖かった」
「母さんがみずほにいろいろしてたのも、見て見ないふりをしてた・・」
そう言うと、
「他に行く場所なんてないんだから・・ここにいるしかないんだぞって・・みずほが諦めてくれる気がして・・」
と憲一さんが言うと、
「みずほさんに『家を出たい』って言われたことあるんですか?」と隆明さんが聞くと、
「いや、口や態度に出したことはないよ。でも他に行くあてなんかないから・・」と答える憲一さん、
二人のやり取りを黙って聞いていたよっちゃんが、
ベシッ!
憲一さんの頭を叩いたかと思うと、
「黙って聞いてれば・・憲一のアホ!」
と怒りだして・・
次の話
ママ広場オリジナルマンガ「嫁姑問題!実母が嫁いびり義母になっていた」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本・編集 ママ広場編集部 作画 dechi