[37]嫁いびり義母|やっと心の平穏が訪れたのに「何しにきたの?」突然実家にやって来た夫に困惑

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しいものの、義母は両親がいないミナさんをよく思っておらず、日々きつく当たっていました。義父とミナさんは、義母と伸介さんの自分勝手な行動に耐えられず、離婚を決意。夕食の席で義父が手術を受けることを打ち明け、入院費用にと家計の確認を申し出ると、義母が家の貯金はもちろん、ミナさんの通帳のお金も遊びに使っていたことを知り、義父が呆れて離婚を申し出た後、通帳をミナさんに返すよう言うと、義母は不機嫌そうに通帳をミナさんに投げ渡しました。中身を確認すると、残高はわずか3854円!!義父が、お金は義母に渡す退職金から引いてミナさんに返すと言うと、義母は怒り出しました。その後、本当に離婚するのかと心配する伸介さんに、突然「私も実家に帰ります」とミナさんが!そしてマナさんがくれたお守りを取り出すと、中からボイスレコーダーが。これまでの義母の暴言の数々を聞いて、伸介さんが事の重大さに驚くも時すでに遅し。義母の最後の言葉にあった通り、「伸介さん、離婚しましょう」と申し出たミナさんが、ボイスレコーダーを再生すると、伸介さんに対しても義母に対しても否定的な言葉を話すユウカさんの声が!呆然とする伸介さんと義母を置いて、義父と2人、家を出て行ったのでした。

1話目から読む

「私の人生に伸介っていなくてもよかったんだな・・」しみじみ

「私と別れてもユウカさんはお嫁には来ませんよ」そう言ってボイスレコーダーを再生すると、「伸介と結婚?ナイナイ」と完全否定するユウカさんの声が!義母のことも「最悪の姑」と言うユウカさんの言葉を聞いて呆然とする義母。そんな義母と伸介さんを置いて、私は義父と一緒に家を出て行きました。

そして、「駅に着いたよ。じゃあ、また」義父にそう言われ、「しばらくはホテルですか?入院されたら、お見舞いに行きますね」と言うと、「ミナさん、ありがとう」と義父が言い、駅で別れました。

「すごいスッキリしちゃったな~。フフフ」実家に向かいながら、思わず笑みがこぼれる私。そして、「おかえりミナ!待ってたよ~」優しく出迎えてくれるお姉ちゃんに、「ただいま!」と挨拶しました。

そして翌朝。
「ふぁ~・・よく眠れた~!なんかスッキリ!朝ごはんつくろ~」と目覚めの良い朝を迎え朝食を作ることに。そして、お姉ちゃんが起きて来た頃、「あっ、おはよー。お姉ちゃん!朝ごはんできてるよ~」と声をかけると、

「おいし~!ほんっっとに助かる!ありがとう~!」感激しながら食べてくれるお姉ちゃん。「ううん。早くしないと遅刻するよ~」と言いながら、私の人生に伸介っていなくてもよかったんだな・・と考えていました。

翌週のこと。
ピンポーン!インターホンが鳴り、出てみると、「ミナ久しぶり・・」そこに立っていたのは伸介!「え・・何しにきたの??」と意味がわかりませんでした。

義実家を出て、義父とも駅で別れ、とうとう実家に帰ってきたミナさん。温かく出迎えてくれるマナさんの優しさや、ぐっすり眠れる環境、すべてがミナさんにとって良い影響を与えてくれそうですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • なかむたか より

    う~ん、漫画だけどさぁ
    なんで、インターホンの時点で帰ってもらわないんだろ?

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