[35]嫁いびり義母|義母の最後の言葉に従う「離婚しましょう」夫は絶句するも時すでに遅し

アイコンイメージ
前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しいものの、義母は両親がいないミナさんをよく思っておらず、日々きつく当たっていました。義父とミナさんは、義母と伸介さんの自分勝手な行動に耐えられず、離婚を決意。夕食の席で義父が手術を受けることを打ち明け、入院費用が必要なので家計の確認をしたいと義母に伝えると、義母が家の貯金やミナさんの通帳のお金も自分の遊びに使っていたことが判明。義父が呆れて離婚を申し出ると、最初渋っていた義母でしたが、家を譲ることと退職金を折半にすることで離婚に同意。義父は義母に通帳をミナさんに返すよう指示し、不機嫌な顔で通帳をミナさんに投げ渡しました。おそるおそる中身を確認すると、残高はわずか3854円!!で驚くミナさん。義父がミナさんのお金を義母に渡す退職金から引いて返すとミナさんに約束すると義母は怒り出しましたが、義父が詰め寄ると何も言えなくなり不機嫌な顔で黙りました。その後、伸介さんが本当に離婚するのかと心配すると、「お前も、もう少し考えないとしらんぞ」と言い放つと、「私も実家に帰ります」とミナさんが!ほとんどの荷物を運び出していたことにも気づかない伸介さんに、ミナさんが差し出したのはお守り。中身はボイスレコーダーで、これまでの義母の失言の数々が。「親の顔が見たいわ。・・あら、もういないんだっけ?」そう言って笑う義母の声がしっかりと録音されていたのでした。

1話目から読む

「嫁と姑の小競り合いだと思ってた」まともに話を聞かない夫に下った罰

実家に帰ると伸介に宣言した後、お姉ちゃんからもらった「お守り」がボイスレコーダーだと言うことを伝え、そこに録音されていた義母の酷い言葉の数々を再生しました。

すると、「ちょ・・ちょっとやめなさい!」と慌てて立ち上がる義母。義父が呆れて「はぁ・・」とため息をつくと、「か、母さんこんなひどいこと言ってたのかよ・・」と伸介が呆然として言うのを聞いて、

「私、何度も相談したよ?今、はじめて聞いたようなこと言わないで」と言うと、「いや・・嫁と姑同士の小競り合いっていうか、ちょっとした小言だと思ってて、俺・・」慌ててそう言う伸介に、

「最初は、お義母さんに言われたこと、少しでも直せたらって思って録音したの。でも、聞いているうちにわかった。悪いのは私じゃないって」そう言って、またお守りの再生ボタンをぽちり。

すると、「ねぇ、あなたさっさと伸介と離婚しなさいよ!そうしたら、ユウカちゃんがお嫁に来てくれるのに」「伸介はユウカちゃんと結婚するはずだったの!」と義母の声が。

そして、「お義母さんの最後の言葉には従います。伸介さん、離婚しましょう」とハッキリ伝えました。

私の言葉を聞いて、「そ、そんな・・」と血の気が引いたように立ち尽くす伸介を見ながら、「あっただ・・残念ながら、ユウカさんはお嫁には来ませんよ?」と切り出しました。

義母のひどい言葉にため息をつく義父と呆然とする伸介さん。やっと事の大きさに気づいたようですが、ミナさんはすでに決断した後。残念ながら遅すぎましたね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする