[34]嫁いびり義母|「これだから親無しの子は!」義母が嫁に言った暴言もすべて録音されていた。

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しいものの、義母は両親がいないミナさんをよく思っておらず、日々きつく当たっていました。義父とミナさんは、義母と伸介さんの自分勝手な行動に耐えられず、離婚を決意。夕食の席で義父が手術を受けることを打ち明け、入院費用が必要なので家計の確認をしたいと義母に伝えると、義母が家の貯金やミナさんの通帳のお金も自分の遊びに使っていたことが判明。義父は呆れ、離婚をしてほしいことを伝えました。最初渋っていた義母でしたが、家を譲ることと退職金を折半にすることで離婚に同意。義父は義母に通帳をミナさんに返すよう指示し、義母は不機嫌な顔で通帳をミナさんに投げ渡しました。おそるおそる中身を確認すると、残高はわずか3854円まで減っており、ミナさんは驚きます。義父はミナさんのお金を義母に渡す退職金から引いて返すとミナさんに約束すると、「話が違うわ!!」と義母は怒り出しました。義父が「泥棒と同じだ。警察に行ってもいいんだよ?」と言うと義母はなにも言えなくなり不機嫌そうな顔で黙ったのでした。伸介さんは両親の言い合いを見て「本当に母さんと離婚するのかよ」と心配しますが、義父は「お前も、もう少し考えないとそらんぞ。もう手遅れかもしれんが」と言い放ちました。

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「私も実家に帰ります!」義父に続いて嫁も離婚宣言!?

義父が先に離婚宣言をしてくれ勇気がでた私。義父に続いて私も「伸介さん、私も実家に帰ります!」と離婚宣言をしました。

伸介は思ってもいなかった言葉に驚いたようで「え!?」と固まります。私は「何もしてくれない伸介さんにがっかりしちゃったから。」と伝えました。伸介は「な、何言ってるんだよ・・・」と言葉を詰まらせました。

「気づいてなかったでしょ。この一週間で私の荷物もほとんどなくなっているの。」と伸介に言うと「え?」とやはり気づいてなかった様子。平日は家のこともせずスマホばかりみて休日はゴルフや遊びにいく伸介には気づけるはずありません。

私はポケットから姉から貰った『お守り』を出しました。伸介は頭にハテナを浮かべながら「それは・・・?」と聞いてきました。

「これは『お守り』・・・中身はただのボイスレコーダーだよ。前にお姉ちゃんがくれたの。お義母さんから言われたこととかを録音しとけって。」と伝えました。

義母はボイスレコーダーと聞き、少し焦った様子で「こっそり録音していたってこと?なんて下品な・・・これだから親・・・」と言いかけた時、私はボイスレコーダーを再生しました。すると『これだから親なしの子は!』と怒鳴る義母の声が流れました。

ボイスレコーダーの声に驚く伸介と義母。

ボイスレコーダーは止まることなく『こんな嫁じゃ伸介が可哀そう。』『地味な嫁!』『掃除も料理もヘタ。』『あーあ。ユウカちゃんがお嫁さんだったらなぁ~』と次々と私への嫌味や暴言が流れます。そして『親の顔が見てみたい』と言った後・・・

『・・・あら、もういないんだっけ?』と義母の笑い声と共に流れました。

お義母さんの嫌味や暴言の数々・・・ひどいですね。伸介さんや義父もさすがに驚いたことでしょう。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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