[33]嫁いびり義母|義母に預けた通帳残高3,854円。しっかり貯めたはずの嫁の貯金が使い込まれていた。

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前回のお話

夫の伸介さんの希望で義両親と同居することになったミナさん。義父は優しいものの、両親がいないミナさんを義母はよく思っておらず日々きつく当たっていました。遊んでばかりの義母と伸介さんをみて離婚を決意した義父とミナさん。全員が揃った夕食の際に義父は手術を受けることを打ち明けました。そして入院費がかかるので家計を確認したいことを義父が義母に伝えると義母は大焦り。貯金をほぼ使ってしまったことが発覚しました。ミナさんが自分の通帳のお金を使ってくださいと申し出るも黙り込む義母。驚くことに友達と付き合いで色々お金がかかるとミナさんの貯金まで使い込んでいたのでした。義母の浪費に愛想がつきたと呆れる義父。ついに離婚を切り出したしたのでした。最初は反対していた義母でしたが、家を譲ることと退職金を折半にすることで納得し離婚することを同意したのでした。

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「泥棒と同じだ」お金を返すことを渋る義母に義父が一言

住んでいる家と義父の退職金の半分を貰うことを約束し、離婚届にハンコを押した義母。義父は離婚届にハンコを押したことを確認し「それから・・・」と言いました。義母が「なに?まだ何かあるの??」と聞き返すと「ミナさんに通帳を返しなさい。」と言ってくれました。それを聞いて黙り込む義母。

カバンから私の通帳を取り出し「分かったわよ。どーぞ。」と通帳を投げてきました。義父が「ミナさん中を確認して。」というので「はい!」と返事をし通帳を手に持ちました。

義母が使ったと聞いていたのでおそるおそる通帳を開いてみると「さんぜんはっぴゃくごじゅうよえん・・・」まさか『3,854円』まで残高は減っていました。

義父は大きなため息をついて「ミナさんのお金は渡す退職金から引いておく。」と言ってくれました。それを聞いた義母は勢いよく立ち上がり「そっそれじゃ話が違うわ!!」と大きな声を出しました。義父はさらに大きなため息をつき「君が使ったんだろ?泥棒と同じだ。警察に行ってもいいんだよ?」と言いました。『警察』という言葉を聞いて何も言えなくなってしまった義母。

伸介は「なぁ、父さん・・・本当に母さんと離婚するのかよ・・・」と心配そうに義父に聞きました。すると義父は頷き「伸介」と言いました。

「え、なに・・・?」とキョトンとする伸介。義父は「お前も、もう少し考えないと知らんぞ。もう手遅れかもしれんが。」と言うと伸介は何のことか理解できず「・・・え?」と呟いたのでした。

せっかく貯めたお金が3,854円になっていたら愕然としてしまいます。お義父さんの退職金で返してもらえることになって良かったですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • しのぶ より

    あら〰️私の実母と同じだわ!預金通帳だからと、家の箪笥の引き出しに入れて、自動で給与の通帳から移動するようにしてあったから、普段毎月は見てなくて、久しぶりに見たら、がくーんと金額が減ってました❢
    昼間、家には実母しかいません。印鑑と通帳を持って銀行でおろしてたようです。
    ブランド物を買ってるわけでもなく、友達付き合いもしない人だったので、何に使ったか、絶対言わないからわからないまま、認知症になり、お金の件は、お蔵入り。子供の進学資金にしてあったのに、他人だったら、まだ気持ちも、泥棒ということで、おさまりついたかもしれないけど、身内だし、実の親だから、凄くショックで恨みました。

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