「お姉ちゃん・・」姉からもらったお守りをぎゅっと握りしめる

姉から映画のDVDの他にも小さな箱を渡された私。姉は「お守りだよ」と言っていました。その後、義実家に帰るとリビングから聞こえる賑やかな声!不思議に思うと、ユウカさんが!伸介は酔っぱらってヘラヘラしながらユウカさんにもたれていてドン引き。「ラブラブカップルみたいねぇ~」とうれしそうに言う義母に居候扱いされ、いたたまれない気分になりました。
すると、「ミナさん、おかえり。実家で少しはゆっくりできたかな」義父にそう言われて、「はい・・」と返事をすると、「ウチのが、遅くまでうるさくてすまないね」と謝りました。

義父を見て、「お義父さん、どこか具合が悪いんですか・・」驚いてそうたずねる私に、「ああ・・最近、仕事の忙しさが体に堪えてね。もう年だからかな・・じゃ、寝るね。おやすみ」そう言って寝室へ行ってしまいました。

そしてベッドに横になった私は、「私じゃなく・・ユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と、リビングから聞こえる楽しそうな声を聞いて思いました。

「私、どうしたらいいんだろう・・」考えれば考えるほど、何が正しいのかわからなくなってしまいました。

「お姉ちゃん・・」どうしたらいいのかわからず、「お守りだよ」と姉がくれた袋をギュッと握りしめる私。そしてそのまま眠りについたのでした。

ピピピッ。
朝、目覚まし時計が鳴って起き上がると伸介がいない。伸介は結局部屋に戻って来ませんでした。
「朝ごはん作らなきゃ・・」私はそう呟いて、身体を起こすのでした。
リビングにいられず、部屋に行こうとすると、義父が出迎えてくれました。また具合が悪そうな義父を見て心配に。その後、部屋に戻ったミナさんは、「私じゃなくユウカさんがお嫁に来た方がよかったのかな」と考え込んでしまい、なかなか眠りにつけません。「私、どうしたらいいんだろう」そう思いながら、マナさんにもらった「お守り」をギュッと握りしめ、ミナさんは眠りにつきました。そして翌朝、起き上がると伸介さんは部屋に戻っておらず、落ち込む気持ちをなんとか抑えて朝ごはんを作ろうとするミナさんです。何の配慮もない、酔っ払いの伸介さん!ミナさんを不安にさせないでください!
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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