[16]嫁いびり義母|自分の給料なのに自由に使えず「お小遣い1万円」夫も義母も話が通じない

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前回のお話

同居の義母になにかと辛く当たられているミナさん。義母は、家事をする代わりに10万円をもらっているにもかかわらず、腰が痛い、体調不良と理由をつけて徐々に家事全般をミナさんに押し付ける義母。夫伸介さんはそのことに全く気付いておらず、むしろ楽させてもらっていることに感謝しろとすら言うのでした。週末のある日、楽しみにしていた映画を一緒に観に行く予定だった伸介さんにドタキャンされ、ミナさんはひとりで観に行こうと思っていましたが、義母から家事や運転手役を言いつけられ、自由時間を満足に過ごせず、義母の友人宅へ送って行った時に友人の娘ユウカさんのことを、義母は「伸介と結婚してくれたらいいのに」「自分の娘のようにかわいがっている」と言いたい放題。義母のデリカシーのなさと、長時間の運転で疲れ切った上に悲しくなったマヤさんは、帰宅後、ユウカさんのことを考えているうちにうっかり寝落ち!夜9時過ぎに伸介さんに起こされ、慌ててキッチンへ行くと、「あなたの夕飯は無いわよ」と義母に言われ、自分で作って食べようとすると、「ユウカちゃんみたいにスレンダーになりたいと思わないの?」と義母に冷たい言葉をかけられ、部屋に戻ったミナさんに、「ユウカになんか告げ口した?」と伸介さんが言い、ユウカさんから「もっとミナさんを大事にしなさい」と言われたと言う伸介さんに、ユウカさんとの関係を聞くと、「母親同士が仲いいだけの幼馴染だよ」と即答したにもかかわらず、「私が気にしなければいいのかな」と不安が拭えませんでした。

1話目から読む

「久しぶりに会おうよ~」姉から届いた救いのメッセージ

夕飯を諦めて部屋に戻った途端、「今日ユウカになんか告げ口した?」と伸介に聞かれ、ユウカさんにミナさんのことを大事にするようにと注意されたと聞いて、「結婚の約束とかしてたって本当?」とたずねると、幼馴染だと否定したものの、義母の思いが強すぎて不安が拭えませんでした。

それから数か月後のこと。
「この前見に行けなかった映画なんだけどね・・」と私が切り出すと、「ミナ、もしかしてまだ根に持ってる?俺、謝ったのに・・」と伸介。

「そうじゃなくて、今度限定BOX出るから買いたいの」と言うと、「毎月のおこづかい、1万円で足りないなら母さんに直接言えよ。ミナの通帳持ってんだし・・」そう伸介に言われて、

「お義母さんに言いにくいから伸介に言ってるのに」と心の中で呟きました。

そしてまた別の日。
「お義母さん、あの・・」思い切って話しかけると、「あら、何?」と義母。「私のお金のことなんですが・・」と話を切り出すと、

「私のお金?私のって何?嫌な言い方するわね」と義母に冷たい口調でそう言われ、「あっ・・いや、そうではなくて」と言いかけると、「私がきちんと管理してあげているのに私のって言い方!なに?」と常にケンカ腰の義母。結局、「・・なんでもないです」と引き下がるしかありませんでした。

「はぁ・・お金が欲しいですって言えない・・」とため息をついていると、ピコンッ!とスマホが鳴り、見てみると、「ん?」

「ミナ!久しぶりに会おうよ~」とお姉ちゃんからのメッセージが!すぐに「お姉ちゃん久しぶり。会いたい」と返信すると、「今週泊まりにおいでよー」とメッセージが!「うん、伸介に聞いてみる!」とメッセージを送りました。

その夜、食事の時に、「今週末は実家に帰っていいかな?」と伸介に言うと、「いないの?でも、お嫁さんなんだから、家事は済ませてから行きなさいね。庭の雑草も抜いてほしいし」と言い出す義母。すると、「まっ、週末はミナの担当だしな」と伸介も義母に従うのでした。

数か月経ったある日のこと。伸介さんと一緒に見に行くはずだった映画の話をすると、「まだ根に持ってる?」と言い出す伸介さん。「限定BOXを買いたいの」と慌てて否定すると、「母さんに直接言えよ」と何も協力してくれず、義母に直接言おうとしても、「私のお金ってなに?」と突っかかって来て話になりません。そんな時お姉さんから連絡があり、週末実家に行くことに。了解を得ようと伸介に話すも、横から「家事は済ませて行きなさいね」と義母が口を出し、「週末はミナの担当」と義母に賛同する伸介さん、どこかミナさんを下に見ている気がするのは私だけでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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