[15]嫁いびり義母|気になる女性「つまんないこと気にすんなよ」夫の言葉を聞いても消えない不安

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前回のお話

同居の義母になにかと辛く当たられているミナさん。家事をする代わりにミナさん達から10万円をもらっているはずの義母は、腰が痛い、体調不良と理由をつけて徐々に家事全般をミナさんに押し付けていました。夫の伸介さんはそのことに全く気付いておらず、むしろ家事をしてくれて楽させてもらっていることに感謝しろとすら言うのでした。週末のある日、楽しみにしていた映画を一緒に観に行く予定だった伸介さんにドタキャンされたミナさんはひとりででも観に行きたいと思っていましたが、義母から家事や運転手役を言いつけられて自由時間を満足に過ごせませんでした。義母の友人宅へ送って行った時に初めて会った友人の娘ユウカさんのことを義母は「伸介と結婚してくれたらいいのに」「自分の娘のようにかわいがっている」とデリカシーのない発言ばかりするので、長時間の運転で疲れ切ってしまった上に悲しくなってしまったミナさん。帰宅後、モヤモヤとユウカさんのことを考えているうちにうっかり寝落ちしてしまうと、9時過ぎになって伸介さんに起こされ、慌ててキッチンへ行くと、「あなたの夕飯は無いわよ」と義母に言われ、自分で作って食べようとすると、「太るからやめて!ユウカちゃんみたいにスレンダーになりたいと思わないの?」と義母の冷たい言葉に何も言えなくなってしまいました。

1話目から読む

「母親同士が仲いいだけの幼馴染だよ」あっけらかんと答える夫

疲れてついうっかり眠ってしまい、伸介に起こされて慌てて起きるとすでに夜の9時。「お礼を言っておいたら」と言われキッチンに行くと、義母が洗い物をしていて、「あなたの夕飯は無いわよ」と言われたので何か作ろうとすると、「やめてね。ユウカちゃんみたいにスレンダーになりたいと思わないの?」と呆れたように言われ、何も答えることができませんでした。

夕飯を諦めて部屋に戻ると、「ミナ、今日ユウカと会ったんだよね?ユウカになんか告げ口した?」伸介にそう言われ、「え、私は何も」と答えると、

「ユウカヤツ・・『もっとミナさんを大事にしなさい!』だってさ。あいつ、昔から偉そうなんだよな~」と文句を言う伸介。

ふと思い出して、「・・ユウカさんと、結婚の約束とかしてたって本当?」と聞くと、「なんだそれ。母親同士が仲いいだけの幼馴染だよ」と呆れたように言う伸介に、「・・でもお義母さんは、」

「伸介とユウカさんが結婚して欲しかったって話してたよ?」と言うと、「あー、母さんの親友の娘だし、ユウカのこと昔から娘みたいに大事にしてたしな」とあっさり答える伸介の言葉を聞いて、

「・・そうなんだ」と呟くと、「なに?やきもち?つまんないこと気にすんなよ~」と伸介は笑うものの、「私が気にしなければいいのかな、でも・・」と不安な気持ちは消えませんでした。

夕飯を諦めて部屋に戻った途端、「今日ユウカになんか告げ口した?」と聞く伸介さん。ユウカさんにミナさんのことを大事にするようにと注意されたと聞き、「結婚の約束とかしてたって本当?」とミナさんがたずねると、幼馴染だと否定したものの、義母の思いが強すぎて不安になるミナさん。あっけらかんとした伸介さんを見たら、気にすることはなさそうですが、義母が何をするかわからないという不安はつきまといますよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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