[14]嫁いびり義母|疲れてうっかり寝落ちしたら夕飯抜き。それでもお礼を言わされる妻

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前回のお話

同居の義母になにかと辛く当たられているミナさん。家事をする代わりにミナさん達から10万円をもらっているはずの義母は、腰が痛い、体調不良と理由をつけて徐々に家事全般をミナさんに押し付けていました。夫の伸介さんはそのことに全く気付いておらず、むしろ家事をしてくれて楽させてもらっていることに感謝しろとすら言うのでした。週末のある日、楽しみにしていた映画を一緒に観に行く予定だった伸介さんにドタキャンされたミナさんはひとりででも観に行きたいと思っていましたが、義母から家事や運転手役を言いつけられて自由時間を満足に過ごせませんでした。義母の友人宅へ送って行った時に初めて会った友人の娘ユウカさんのことを義母は「伸介と結婚してくれたらいいのに」「自分の娘のようにかわいがっている」とデリカシーのない発言ばかりするので、長時間の運転で疲れ切ってしまった上に悲しくなってしまったミナさん。帰宅後、モヤモヤとユウカさんのことを考えているうちにうっかり寝落ちしてしまうと、9時過ぎになって伸介さんに起こされました。

1話目から読む

義母にも夫にも責められて唇をかみしめた妻

義母のお出かけの送り迎えを頼まれ、長時間の運転で疲れてしまった私は、ちょっと休むつもりでうっかりそのまま寝落ちしていました。夜9時過ぎに伸介に起こされ「休日はミナが家事をする日だろ?母さんが洗い物もしてくれてたぞ。」と責められてしまいました。「母さんに後で御礼言っとけよ。」という伸介に「うん」としか言えませんでした。

キッチンへ行くと、「よく寝ていたわね~」と義母。「す・・・すみません後片づけも」と頭を下げると

「もう少ししっかりしてちょうだい。起きてこないからあなたの分の夕飯は無いわよ。」と不機嫌そうに言われてしまいました。お腹が空いていた私は、自分で何か作ろうと冷蔵庫を開けると

「え?今から食べるの?太るわよ?」と義母に言われたので、「お腹すいちゃって」と正直に言うと「やめてね。」と言われてしまいました。

「太ったら伸介もかわいそうだから。ユウカちゃんみたいにスレンダーな体になりたいと思わないの?」義母にユウカさんと比べられて心がズキッとしました。

どうしてこんなにも辛く当たられるんだろう。義母はやっぱりユウカさんの方がいいと思っているのかなと、また考え始めて悲しくなってしまい、思わず唇をかみしめた私です。

寝ていたミナさんの夕飯を作らなかった義母ですから、洗い物もして当然と思うのですが、伸介さんに「お礼言っとけ」と言われた上に不機嫌な義母の態度、さらにはユウカさんと比較されたミナさんは悲しくなってしまいますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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