今回は、義実家を訪問するたびに義母からの嫌がらせを受け「私だけ仲間外れ」と感じる3歳男の子のママさんのお話です。
嫁の私は透明人間[1]義実家訪問が苦痛でしかない
義実家を訪問する日が近づくと、決まって届く義母からのメッセージ。
『ここのお菓子を10箱ほどお願いね。』
訪問時に持って行くお土産を指定してくるのです。
添付された画像を確認して、ユミさんはため息をつきました。
ユミさんは平日働いているので、訪問前の週末は、指定されたお土産を買うのに1日がかりです。
周りにいい顔をしたい義母は、自宅用の他にご近所、義母の会社ようにお土産を配り、息子夫婦が色々してくれることを自慢したいのです。
『今回はこのお菓子だって』
ご主人に報告しても、返信はいつもお決まりの『OK、忙しいから任せる』。
丸投げされて、大量のお土産を買いに行くのはいつもユミさんです。
そうやって頑張っても・・・
ユミさんは、義実家に歓迎されていないと断言します。
その理由は、これから義実家での様子ですぐにわかるでしょう・・・。
義実家へは車で行きます。
到着するとダイくんを連れてさっさと家の中に入っていくご主人。
「ただいま~」
「お帰りなさーい入って!入って!」
そんな嬉しそうなやり取りを背後で聞きながら、まだユミさんは車のトランクから10箱分のお土産を出しているのはいつもの事です。
急いで準備して、ご主人たちを追いかけても、無常に閉まるドア。まるでユミさんの事が見えていないかのように・・・。
これもいつもの事。
両手に荷物を抱え、ため息をつきながら自分でドアを開け、
「お邪魔します。」
ユミさんの声に返ってくる言葉はありません。
これもまた、いつもの事なのです。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「嫁の私は透明人間」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。
脚本・編集:ママ広場編集部 作画:dechi