妻が去っていくかもしれない怖さを「見て見ぬふり」でやり過ごそうとしていた夫。実母が嫁いびり義母になっていた[48]|ママ広場マンガ

前回の話
学生のときからずっと好きだったみずほさんと結婚した憲一さんは、とても嬉しくて誇らしかった気持ちと、両親を亡くして立ち直れなくなっていたみずほさんを助けるのだと言う思い、その反面、みずほさんのご両親が健在だったら、きっと優秀なみずほさんは都会の大学へ行き就職して、自分と結婚する未来はなかったのではないかという思いもあることを始めて口にしました。

実母が嫁いびり義母になっていた[48]妻が諦めるのを待っていた夫


「確かに進学はしたかもしれないけど」と言いかけたよっちゃんの言葉を遮り、憲一さんは、自分がたまたまみずほさんの近くにいただけで、みずほさんが大学進学で都会に行っていたらとまた下を向きました。

「いつかみずほがどこかへ行ってしまうんじゃないかって・・・怖かった。」と打ち明けました。

「母さんがみずほに色々してたのも、見て見ないふりをしてた」とも告白したのです。

その理由を「他に行く場所なんてないんだから、ここにいるしかないんだぞって、みずほが諦めてくれる気がして。」と。

「みずほさんに家を出たいって言われたことあるんですか?」と聞く隆明さんに「いや、口や態度に出したことはないよ。でも他に行く当てなんてないから」と憲一さん。じっと黙って聞いていたよっちゃんは

ベシッと思い切り憲一さんの頭をはたいて「黙って聞いてれば・・・憲一のアホ!」と、本気で怒ってなんども憲一さんの肩を叩きました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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