前回の話
婚約の報告をしに実家に帰ったつもりが、お母さんと義姉みずほさんとの確執に気づいてしまったカオリさん、結局どうして良いのかわからず実家を離れ、地元に住むいとこのよっちゃんに相談しました。よっちゃんに実家の過去について聞き、お母さんがおばあちゃんに冷たくあたられていたと知ったカオリさんが「自分の家のことなのに全然知らなかった」と言うと「家族が大好きなカオリに知られたくなかったんだよ思うよ」と言われ、「あの時は楽しく過ごしていたはずなのに・・」と思い出を振り返りながら考えるのでした。
実母が嫁いびり義母になっていた[21]実家の全てを婚約者に打ち明けた
自宅でお風呂に入りながら「私・・隆明を家に連れて行っていいのかな?私が生まれ育った家は歪んでいたのかも・・」カオリさんは考え込んでいました。
そして翌日のこと、「ご両親どうだった?結婚のこと報告に行ったんでしょ?」と彼隆明さんにたずねられたカオリさん。
「・・・」途端に、ボロボロと波ががこぼれてしまい、「えっ」それに気づいた隆明さんは驚きました。
「・・どうした?もしかして反対でもされた?」落ち着きを取り戻しながら、そうたずねる隆明さん。
「ごめん違うの・・結婚は喜んでくれたんだけど・・」涙ぐみながらカオリさんはそう言いました。
その後カオリさんは、実家で起きたことや、よっちゃんと話した内容を、すべて隆明さんに伝えたのでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi