前回の話
交際1年半を経て、彼氏の隆明さんにプロポーズされ、素直に受け入れて婚約したカオリさん、実家のお母さんに電話して、「話があるから今週末に帰る。1泊させて」とお願いしました。「そうなの?わかったわ」とお母さんが言い電話を切った後、カオリさんは「お母さん、婚約したこと喜んでくれるかな?」と報告した時のことを想像して「フフッ」と微笑みました。
実母が嫁いびり義母になっていた[1-2]いつもと様子が違う義理の姉
カオリさんが済んでいる場所から2時間位のところに実家があり、実家には、カオリさんの両親と、お兄さんの憲一さん、奥さんのみずほさん、そしてカオリさんの姪にあたるつむぎちゃんが住んでいて、いわるゆ完全同居の状態でした。
お兄さんである憲一さんとは、昔から仲が良い、というわけではありませんでしたが、義姉にあたるみずほさんとは、高校時代同じバレーボール部の先輩後輩で、今でも仲良くしていました。
ある日、カオリさんはみずほさんにメッセージを送りました。「先輩、お久しぶりです!つむちゃんは元気ですか?今週末に実家に寄らせてもらいます。先輩だけには先に知らせちゃいますが、前に話した彼氏の隆明からプロポーズされました!隆明とは次の連休に挨拶に行きますが・・先に両親に話しておこうと思って・・」
このメッセージをみずほさんが見たら、「先輩は『マジ!?カオリもついに結婚か!オメデト~!』って言いそうだな」そう思って微笑んでいたカオリさん。
でも、その日に先輩みずほさんからの返事はありませんでした。そして次の日の朝、「ピコン」メッセージを見ると、「おめでとうございます。」たった一言だけそう書かれたメッセージが。
想像とは全く違う言葉に、「・・先輩?なんかいつもと違う・・育児大変なのかな?」とカオリさんは心配になりました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi