[5完]嫁いびりと思われるかも|名店の証と聞いて義母の心配が吹き飛んだ。寿司屋の大将も大喜び

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前回のお話

後日、義母は再び息子のダイキさんと嫁のカスミさんと孫のナツミちゃんとお寿司屋さんに行きました。その時もカスミさんは『かんぴょう巻き』だけしか頼みませんでした。義母がダイキさんに視線を送るとダイキさんは義母の視線に気づいたようで「本当にここのかんぴょう巻き好きだよね~」とカスミさんに話しかけました。するとカスミさんは笑顔で「うん、本当に美味しいの!ずっと食べていたい。」「食べ貯めしたいんです!この美味しいかんぴょう巻きを」と熱く語りだしたのでした。

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店員さんの一言で安心する義母

かんぴょう巻きの追加注文を持ってきてくれた店員さんが、嫁のカスミさんに「あらあら、そんなに気にってくれたの?」と話しかけました。

カスミさんは「はい、絶品です」と幸せそう。でも、店員さんは「かんぴょう巻きばっかりじゃない」と思っていないかしら。

心配な気持ちで見守っていた私に店員さんが耳元で「昔から『かんぴょう巻きがうまい店は名店の証』って言われててね、大将が喜んでいるのよ」とコッソリ教えてくれました。え、そうなの!?知らなかったわ。

「お寿司もお料理も全部おいしいです!」と喜ぶ孫のナツミちゃんと、まだまだかんぴょう巻きを頼みたいカスミさんに店員さんも大喜びです。

私は店員さんの反応をみて「嫁いびりって思われてないわね、よかったー」と誰にも分からないように心から安心しました。

後日、友達にも「本当にかんぴょう巻きが好きなだけだった」ことを伝えると、一緒に喜んでくれました。話していたら、私も友達も、かんぴょう巻きが無性に食べたくなり、後日みんなで一緒に寿司屋に行き、カスミさんが大ハマりしたかんぴょう巻きを美味しくいただきました。

『かんぴょう巻きがうまい店は名店の証』大将も店員さんも大喜びでしたね。お義母さんも店員さんの話を聞いて安心したようでよかったです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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