[2]嫁いびりと思われるかも|頼むから高い寿司を注文して!嫁に気を遣わせているのかと焦る義母

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前回のお話

義母は息子のダイキさんと嫁のカスミさんと孫のナツミちゃんを連れてお寿司屋さんに行きました。「好きなもの頼んでね」と義母が言うとカスミさんは「私、かんぴょう巻きで」と答えました。義母は他にいらないかカスミさんに聞きますが「かんぴょう巻き」一択。「今はかんぴょう巻きにハマってて」と笑顔で言うカスミさんにダイキさんは「カスミの好きなの食べさせてあげてよ。」と言いました。義母はかんぴょう巻きが悪いわけではないけど自分が嫁いびりしているように見えないか心配になったのでした。

遠慮せずにもっと頼めばいいのに。


嫁のカスミさんは「おいしい~あの、かんぴょう巻きもう少し頼んでもいいですか?」と嬉しそう。
でも私は慌てて「ええ、もちろんよ。茶碗蒸しとかお刺身はどう?」と勧めました。同じものしか頼んでないじゃない、しかもかんぴょう巻きばかり!

カスミさんは「あっ・・・大丈夫です。ナツミは茶碗蒸しいただく?」と孫のナツミちゃんに聞きました。ナツミちゃんが元気に「うん!」と答えてくれてホッと胸をなでおろしました。

私は店員さんに聞こえるように「みんな遠慮しなくていいからね~」と嫁いびりだと思われないように言いました。

頑張って笑顔を作っていたものの、心の中は「カスミさん・・・お願い何か頼んで~~~」と願っていました。だって、私が嫁に遠慮させてると思われるじゃない?

私は、お寿司屋さんでのできごとを友人に相談しました。

すると友人たちは「お嫁さん、気をつかってるの?」「何かしちゃったとか?」と私が知らず知らずのうちにお嫁さんに圧をかけているのではないかと心配してくれました。そんな。巷では嫁いびり、嫁姑のトラブル、なんて話をよく聞くけど、カスミさんとはうまく行っているはず。

とはいえ私は友達の言葉を聞いて「気付かないうちに何かしてるのかしら」と一気に心配になりました。慌てる私を見て友達は息子に聞いてみたら?と助言をくれたのでした。

友人から「何かしちゃった?」と言われたら、なんとなく「何かやったかも!」と慌ててしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ
2歳差の兄妹を育てています。

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