前回のお話
ハヤトくんの打ち込みたいことを聞くようになったママさん。ハヤトくんの意見を尊重し、無理をさせないようになりました。
神童と呼ばれた我が子[10完-2]ありがとう
ハヤトは中学生からバレーに打ち込み始め、高校まで一生懸命取り組んでいました。
勉強も頑張り、自分の夢を叶えるため、第一志望の大学に合格しました。
合格発表の日。
私はハヤトに、あの時自分の気持ちを言ってくれてよかったと今でも思うのだと伝えました。
「でないと、こんな未来なかったな。」
ハヤトは、小学生の時のことを思い出すように少しの間遠い目をした後、
「母さん、あの時、俺の気持ちを受け止めてくれてありがとう。」
と、しみじみと言ってくれました。
「もうっ、当たり前じゃない!」
と、冗談ぽく言ってふざけ合う私たち。
だって・・・
あなたは
私達の大切な息子なんだから・・・
完
----------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲しています。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。
編集:ママ広場編集部