[92]冷めきった目で夫に「書いて欲しいものがある」と言う妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

元彼女ジュリ実さんの夫から不倫を疑われ話し合いの場で必死に否定するろみ緒さんですが、空気を読まないジュリ実さんが「この前会った時もろみ君の肩に頭を預けただけ」と言ってますます不倫の疑いが強まってしまいます。

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妻は2番目に好きな人[92]

動揺を隠せないろみ緒さんの横で、めいさんが冷静に「では、誓約書が完成したらメールで送ります」とジュリ実さんのご主人に伝えました。

ひとまず話し合いが終わりお店の個室から出た4人。めいさんはにこやかに「ごちそうさまでした」と店員さんに声をかけ「ありがとうございました」と店員さんも笑顔で挨拶。

その直後、先ほどの店員さんの横を通りながらジュリ実さんのご主人が「あっ。うちの妻との思い出の物とか持ってますよね。捨てて下さい」とろみ緒さんに言いました。ろみ緒さんは「ちょ、人前!!!」と慌てます。

すると、先ほどまで笑顔だった店員さんの表情が一変。ろみ緒さんを見る店員さんの冷たい視線。「不倫野郎だなぁおい」という店員さんの心の声が聞こえたような気がしてろみ緒さんは逃げるようにお店を出ました。

帰り道、バスに乗るとめいさんに「帰ったら話あるから」と言われ「はい・・・」と答えるもののめいさんと視線を合わせられないろみ緒さん。

さらに「あと、書いて欲しいものあるから」と宙を仰ぎながら言うめいさん。ろみ緒さんは最悪の事態を想像して怯えます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
めいさんがろみ緒さんに書いて欲しいものとは一体何なのか気になりますね。

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