前回の話
めいさんの夫ろみ緒さんの元カノ、ジュリ実さんは、ろみ緒さんにもう会わないと伝えられると、めいさんのことを「ひどい妻」と思うようになりました。めいさんを待ち伏せしたジュリ実さんは、無視して歩くめいさんの後ろからずっとついて歩きながら、ろみ緒さんにとってめいさんは2番目に好きな人なのだと言い放ちました。
妻は2番目に好きな人[48]交番へ駆け込んだ妻
ジュリ実さんに行く手を阻まれて、夫が1番好きなのは元カノの自分だと主張されても、めいさんは無視し続けました。「どう考えてもそうですよね?!」ジュリ実さんは大粒の涙を流しながら必死に訴えます。
交番まであと少し。めいさんは走って逃げました。
それでも「離婚して欲しい訳じゃありません!!なんで逃げるんですか!?」と言いながら追いかけてくるジュリ実さん。かなり怖いです。
「だって弟を泣かせるようなこと、私にできるわけないですよねっ!?」と、めいさんにとっては「知らん」というような内容でも感情的になっているジュリ実さんには通用しないようです。
「ただ理解してほしいんですっ。惹かれ合ってしまうのは仕方ないって事」と、ジュリ実さんは泣きながら叫びました。
「許してあげて欲しいんです。ろみ君が私を1番に思って行動しても」と、自分勝手な考えをめいさんにぶつけるジュリ実さんですが、めいさんは無言のままとにかく交番へ急ぎました。
ようやく交番に到着。「お巡りさん、なんか変なのに絡まれてます」と駆け込んだめいさんです。ジュリ実さんはそそくさとその場を離れていきました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さんはまだ自分の事を1番好きで、いざとなったらジュリ実さん最優先で行動すると自分の中だけで確信してしまったジュリ実さん。めいさんに「許してあげて」と言っても、そうはいきませんよね。