前回の話
同窓会後から様子がおかしかった夫ろみ緒さんに妻めいさんが「同窓会で何かあった?」と聞くと、ろみ緒さんは「久しぶりに会って動揺してたから怪しく見えたかもしれないけど、心配するような事は何もないよ」と笑顔できっぱり否定。平静を装っていたろみ緒さんですが、本当は元彼女ジュリ実さんと電話をしたり会ったりしていることを隠していて心臓バクバクでした。ジュリ実さんからプレゼントされた香水をめいさんに見つからないようこっそり引き出しにしまったろみ緒さんですが、実はその香水はジュリ実さんとお揃いでした。
妻は2番目に好きな人[37]
「記念日にあげた香水、今日つけてるね」「うん、コレめっちゃお気に!」ろみ緒さんと付き合っていた大学時代の会話を思い出していたジュリ実さん。
ジュリ実さんは、香水の瓶を見つめながら「俺一生この香水つけるわ」と嬉しそうに言っていたろみ緒さんの顔を思い浮かべます。「大学時代にあげた香水・・・」
「同窓会で会った時はつけてなかったけど・・・」と、同窓会の日のことを思い出すジュリ実さん。
「いつまでつけてたのかな。今の奥さんと付き合った時は?」と考えながら、ろみ緒さんと同じ香水をシュッシュッと吹きかけました。
数日後、ジュリ実さんはまたスーパーでめいさんに声をかけました。
自分がプレゼントした香水をろみ緒さんがいつまでつけていたのか気になっていたジュリ実さんは、香水の香りをまとってめいさんの前に現れたのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
香りマウント・・怖すぎます!この香水の香りにめいさんは何か反応するのでしょうか。