前回の話
元彼ろみ緒さんに言い寄り、裏では妻のめいさんにも接触を図るジュリ実さん。ある夜、ろみ緒さんに「会いたい」と連絡して断られたジュリ実さんは、不審者にずっと見られていて怖いと嘘をつきろみ緒さんを公園に呼び出します。その日の午前、夫の元彼女とは知らず体調不良のジュリ実さんを介抱しためいさんは、その時にジュリ実さんの鞄についていた土星のチャームに見覚えがあると感じていました。
妻は2番目に好きな人[25]
別れてからもずっと好きだった元彼女ジュリ実さんが心配で、妻に嘘をついてまで駆けつけたろみ緒さん。「駅まで送るよ。帰ろう」「ありがとう」ジュリ実さんの無事を確認したろみ緒さんは、ジュリ実さんを駅に送ることにしました。
「ジュリ実・・・今日は来れたから良いけど・・・夜は危ないからさ・・・」ろみ緒さんは夜に一人で公園にいるのは危ないとジュリ実さんに言いました。
すると「じゃあ昼なら会ってくれる?」と聞かれ、「そっそういう意味じゃなくて」と慌てるろみ緒さん。
ジュリ実さんは、ろみ緒さんと付き合っていた大学時代を思い返し「付き合ってたあの頃から・・・」
「ろみ君の一番はずっと私。なのに一緒になれなかったなんて」
「私ってすごく可哀想」と、結婚の約束をしていたのに親に反対され別れるしかなかった自分のことを哀れみながらも、今でもろみ緒さんの一番は自分だと確信していました。それから数日後、ジュリ実さんはまたスーパーでめいさんに声をかけました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
ジュリ実さんは、ろみ緒さんに一番愛されているのは自分だと自信があるようですね。