別れてもずっと一番。元彼の言葉を胸に「自分は奥さんより特別」と信じている女。妻は2番目に好きな人[19]|岡田ももえと申します

前回の話
ろみ緒さんの誕生日、家族でお祝いをして幸せそうな一家。しかし、ろみ緒さんが「たまに電話で声を聞きたい」という元彼女ジュリ実さんからのお願いを受け入れていたこと、この日ろみ緒さんの心を占めていたのは家族ではなくジュリ実さんだったということを妻のめいさんは知りませんでした。数日後、スーパーでめいさんに「調味料のコーナーってどこか分かりますか?」と声をかけてきたのは、ジュリ実さんでした。

妻は2番目に好きな人[19]


声をかけてきたのがろみ緒さんの元彼女とは知らないめいさん。「知ってますよ。案内しますよ」とジュリ実さんを調味料コーナーへ案内してあげることにしました。

調味料コーナーへ向かいながら「このスーパー良いですね。他より安くて」「ですよね!」と雑談する2人。

「この棚の反対側が調味料コーナーなんです」「そうなんですね!分かりました。ありがとうございます」

案内し終えると2人は「それでは」「はい、助かりました」と言葉を交わして別れました。

めいさんの後ろ姿を見送りながら、土星のチャームを取り出し見つめるジュリ実さん。「ろみ君は言ってた」

土星のチャームをろみ緒さんからもらったときのことを思い返すジュリ実さん。ろみ緒さんはジュリ実さんにこう言って土星のチャームを渡していました。「俺、別れてもずっとジュリ実が一番だから。受け取って。土星の意味は・・・」

「乗り越える力」ジュリ実さんはろみ緒さんから言われた言葉を呟きながら「私は奥さんより特別なはず」と思っていました。
次の話
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
ジュリ実さん、何を乗り越えようとしているのでしょうか・・。

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