[164]元カノ夫に同情しつつも元カノの事は許せない妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

同窓会をきっかけに、未練を残したまま別れた元彼女ジュリ実さんから依存されるようになったろみ緒さん。ジュリ実さんの依存はエスカレートしていき、ろみ緒さんもジュリ実さんも夫婦関係が壊れ離婚危機になってしまいました。ジュリ実さんの夫めが根さんは、自分と一緒にいるとジュリ実さんが辛いと思い別居をしましたが、ジュリ実さんが子どもの頃に母親から教育虐待を受け公園に置き去りにされる経験をしていたことを知っためが根さんは、別居がジュリ実さんのトラウマをよみがえらせ自分への信頼が無くなってしまったのではないかと感じました。ジュリ実さんが過呼吸になりめが根さんが駆けつけた時、意識が朦朧としていたジュリ実さんはめが根さんではなくろみ緒さんの名前を口にし、めが根さんは「ジュリ実が頼るのは俺ではなかった」と痛感したのでした。

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妻は2番目に好きな人

めが根さんはめいさんにジュリ実さんのことについて話し続けます。「ジュリ実は驚くほど冷静な面と、子どものような面があり、それはきっと・・」と話すと、突然言葉を止め「あっすみません」と自分たちのことばかり話しすぎていることに気づき謝りました。

めが根さんの話しを聞いて「いえ、色々と大変でしたね。お互いに・・」と答えためいさんですが、心の中では「ジュリ実のこと許せんけどな」と思っていました。

「あの時、連絡を下さりありがとうございました」とめいさんにお礼を伝えためが根さん。

めが根さんの言う「あの時」というのは、ジュリ実さんが過呼吸になったときのこと。ジュリ実さんと会ったときのろみ緒さんの反応を見ようと少し離れたところで張り込んでいためいさんは、ろみ緒さんが帰った後のジュリ実さんを見ていて「体調が悪そうだな」と感じ、すぐにめが根さんに連絡を入れていました。

めいさんがめが根さんにジュリ実さんの体調不良を伝えた直後、ジュリ実さんから「助けて」と連絡をもらいどうすれば良いのか分からなくなったろみ緒さんからめいさんに連絡が入りました。めが根さんに連絡済みなことを伝えると、「えっ?えっもうめが根さんに連絡済みっ?!何っえっ」と状況が飲み込めず慌てふためくろみ緒さん。めいさんは「まぁ詳細は後で説明するわ」とだけ伝え、

「わ、分かった」と戸惑いながらも納得したろみ緒さん。
過呼吸になったジュリ実さんの元にめが根さんが駆けつけることができた裏には、めいさんからの連絡があったのですね。ジュリ実さんの体調不良をめいさんがめが根さんに連絡していたと聞き驚くろみ緒さん。まさかあの場にめいさんがいたとは思いもしないろみ緒さんは状況が飲み込めず頭の中は「?」でいっぱいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
めが根さんにジュリ実さんの体調不良を伝えたのはめいさんだったのですね!

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